真田裕貴。
ジャイアンツで高卒ルーキー初年度に正に彗星の如く現れ後半戦だけで6勝をマーク。
高卒ルーキーらしからぬマウンド度胸だったように記憶しているが、記録を見ると、
12試合登板6勝3敗防御率3.73。
WHIPも先発としては及第点の1.21だ。
投球イニングも70回だから1試合平均ほぼ6イニングは投げている。
2年目以降の期待が大きくなるのも当然だった。
しかし肩を痛めその後ジャイアンツでは思うような成績を残していない。
2年続けて実績を残す事がいかに難しいか・・・。
しかしその後移籍したベイスターズでは地味ながら貴重な中継ぎとして登板数も増えていた。
一昨年に再びジャイアンツのユニフォームを着たが、全く良い所なく僅か1年で自由契約となり活躍の場を台湾に求める。
どうもジャイアンツにおいては、初年度で全ての縁を使い果たしたのかもしれない。
台湾では大活躍をし、オールスターにも選ばれた。
その真田が日本球界に帰ってくる。
スワローズにとっては良い補強になるだろう。
これだけ投げられるという事は肩の調子も問題ないと思われる。
真田裕貴29歳
まだまだ若い。