金子圧巻のピッチング。
手も足もでないジャイアンツ打撃陣。
対する菅野も先頭打者を許しながらも、いわゆるひとつの要所を抑えたピッチングで点を許しません。
これは過去にどこかで見た風景。
かつて松岡弘投手に、伊藤智仁投手に、ジャイアンツ打線が完璧に抑え込まれながらも、柴田が篠塚が本塁打を起死回生のホームランを放ち勝利したあの場面。
これはもしかしたらバファローズペースではなくジャイアンツペースなのではないか・・・。
延長12回帰ってきた亀井が左方面に、これまた帰ってきた馬原から値千金のホームランで1対0と均衡が破れました。
イニングまたぎおまかせくださいの、これまたこれまた帰ってきた久保投手が12回裏を3者凡退に抑えて大きな勝利を得る事が出来ました。
4月~5月前半の頼りないブルペン陣はもういません。
もちろんこれからもそりゃあ打たれる事もあるでしょう。
しかし確率的には格段に低くなった事は間違いありません。
西村もゆっくりと(本人はそんなつもりはないでしょうが)完璧に治して帰ってこれます。
菅野の後、山口、香月、マシソン、福田、高木京、久保が仕事をしました。
相手に点を与えなければ少なくとも負ける事はありません。
防御率 4月 5月
山口 4.41 10.29 0.00
久保 3.79 7.39 2.93
香月 1.10 1.08 1.13
高木京 6.62 8.59 5.23
福田 0.00 0.00
マシソン 4.18 7.07 0.00
(ヌルデータ参照しました)
このように劇的に改善されたブルペン陣。
ペナントレースはまだまだこれからです。