どうやら週末は雨、しかも雨量も多そうで馬場状態の悪化が避けられませんね。
基本的に予想は良馬場を前提にする物で、道悪が上手いか下手かは正直走ってみないとわからない・・・って所はあります。
同じ重馬場でも範囲がありますし、たんぼのような馬場になってしまったらこれはもう見物に徹する方が良いのかも知れません。
でも買ってしまうんですよね、これが。(笑)
さて今回のストーリーの軸は。
①最強5歳世代に挑むミッキーアイル
②復活
この2点をストーリーの軸として印を決めていきたいと思います。
現5歳世代は最強世代と言われており、実際ジェンティルドンナ、フェノーメノ、ゴールドシップ、ヴィルシーナなどは3歳から古馬混合のGⅠをいくつも勝ってきました。
今回の安田記念では、その5歳勢からレーティング世界一に輝いたジャスタウェイ。
本来なら前述した名馬たちに名を連ねていてもおかしくなかったワールドエース、グランデッツァ、カレンブラックヒル。
さらに実力馬エキストラエンド、フィエロ、クラレントとなかなか重厚なメンバーが出走してきました。
この最強5歳に挑む他世代の馬達ですが、まずは何と言っても3歳マイル王ミッキーアイルが注目されます。
デビューからマイルを使い続け、2戦目以降全て逃げ切り勝ち。
マイルカップまで逃げ切ってしまうんですから本当に恐れ入ります。
多くのファンは半信半疑という感じでしょうが、今では3歳牡馬で一番強いと私は思っています。
現3歳牡馬は弱い・・・というのが世間の評判ですが、マイルカップから中3週というローテーションがいいですね。
このレースが終われば夏は休養でしょうし、状態も維持できていると考えます。
何より54Kgは魅力です。
6歳勢からはショウナンマイティ、ダノンシャーク、ホエールキャプチャの3頭をピックアップします。
実はこのレース、意外に3着以内のリピーターが多いんですね。
但しリピートするには条件があって、年度が連続する事なんです。
リアルインパクトは穴馬としてとても魅力的ですが、前回1着になったのが3年前なんですね。
したがって今回は来ないという結論にしました。
ショウナンマイティ、ダノンシャークは昨年の2、3着ですから、どちらかは3着以内にきても不思議ではないという事になります。
これについては迷いましたが、相性の良いウチパク騎乗という事で、前走度外視してダノンシャークを残しておきます。
ホエールキャプチャも迷うんですよね。
府中は得意で重馬場も大丈夫。
しかも紅一点。
まあヒモ穴に残していても良さそうです。
次に復活という観点から探っていきます。
復活にもいろいろあります。
故障による長期休養明けからの復活。
低迷からの復活もなかなか感動的です。
今回の出走馬の中にも復活を遂げた馬がいます。
共に3歳時ダービー候補と言われた逸材でしたが、屈腱炎を発症し長期休養を余儀なくされたグランデッツァとワールドエース。
3歳時無敗でマイルカップを制しながら長期低迷に陥り、前走久々勝利のカレンブラックヒル。
競馬には数え切れぬドラマが生まれています。
苦難を乗り越えて復活してきた3頭の馬。
GⅠ安田記念において完全復活するドラマがあっても不思議ではありません。
しかしさすがに3頭共という訳にはいきません。
こうなるとグランデッツア、ワールドエースには激走の反動が気になります。
最近は馬場の改良も進み脚元への負担は少なくなったでしょうが、大きな病の後ですからね。
ここは無事に走ってきて欲しいという気持ちです。
という事でカレンブラックヒルに完全復活を期待しましょう。
事実内枠の時に好走例が多いですし、まだ復活に半信半疑の人が多い今こそ狙い目です。
大体まとまってきましたのでここらで印を打って行きますね。
以上のように決定しました。
皆様にも幸運を。