たまっていた物が一気に噴出する。
昨日の試合、特に初回の攻撃は正にそんな感じでした。
天敵岸は攻略出来なかったけど、もう一人の天敵成瀬を見事に攻略、敵将伊東監督に二軍での調整を決断させるほどの鮮やかな攻撃でした。
セペダをスタメンから外したとたんの打線爆発。
これは単なる偶然ではなさそうです。
セペダも代打で出てきて意地のホームランをかっとばしましたが趨勢は決まっている感じがします。
いや、この試合だけでなく今後のセペダの使い方についてですよ。
折しもベイスターズ、グリエルがデビュー戦でいきなり猛打賞の活躍。
このコントラストは残酷ですらあります。
まあ仕方がありません。
プロの世界、結果が全てです。
ところで今日の主役は何と言っても先発小山投手でしょう。
火の車と言って差し支えないジャイアンツ先発投手陣。
そんな中完投勝利ですからね。
2試合連続で結果を出しましたので、これで先発第4の男は確定でしょう。
前にも書きましたが、小山投手、2軍と1軍とでそれほど成績が変わらないんです。
昨日の試合でプロ通算(1軍)25試合登板、4勝4敗2ホールド防御率2.51。
では2軍ではどうかと成績を見たら、21勝15敗防御率2.90。
一軍:投球イニング107回2/3、被安打89、奪三振80、与四死球38。
二軍:投球イニング316回1/3、被安打292、奪三振229与四死球96。
なんだか似通った数字です。
結局小山投手にとっては、いかに自分の投球が出来るかどうかで、それさえ出来れば1軍相手でも堂々と渡り合えるという証明だと思います。
次のファイターズ戦初戦は今村投手です。
小山の活躍に刺激を受けない訳がありません。
ここで第5の先発としてメドが立てば一時の最悪状態から比べれば天と地の状態になります。
世の中そんなに甘くはないのかも知れませんが、打線もこれで一つの壁を乗り越えましたし、期待したいですね。
とにかく今季は最後まで団子レースです。
ドラゴンズを含めた4球団でクライマックス進出をかけた戦いは最後までわかりません。
我々が出来る事は応援する事だけですが、力の限り応援していきましょう。