まもなく夏の甲子園予選が始まります。
その前に春季高校野球大会が各地で開催されています。
どうしても春季大会は地味な印象ですね。
まあ仕方がありません。
秋季大会は完全にセンバツ大会の欧米化・・・ではなく予選化と化していますからね。
ある有力どころ高校の選手(昔の)に聞くと、春季大会はやはり調整が主目的と語ってました。
されど主要な大会。
夏の予選のシード権が掛かる場合もありますので選手たちにとっては大切な大会です。
しかし各地区の春季大会、運営がバラバラですね。
出場枠は違うし、センバツ出場校の参戦方法もバラバラ。
ちょっと不思議なほど考え方が各地区で異なります。
来るべき夏の本番に向けて各地区春季大会の結果をおさらいしようと思います。
九州大会 参加校20校 優勝:沖縄尚学 準優勝:創成館 ベスト4島原農、東福岡
九州大会はセンバツ大会出場校は無条件に九州大会出場なんですね。
したがって沖縄尚学、創成館、鎮西、大島、美里工、神村学園は県大会免除ですね。
優勝、準優勝はセンバツ出場の2校でしたが、残り4校は全て初戦敗退でした。
やはり試合を重ねながら調子を上げていく事が大切ですね。
初戦に負けた4校は夏の予選、実戦不足に陥らないんでしょうか。
中国大会 参加校8校 優勝:広陵 準優勝:開星 ベスト4岩国商、関西
参加校僅か8校。
日程的な理由でしょうか。
秋季大会は16校ですから寂しい印象は拭えません。
しかしここはセンバツ出場校も県大会から出るんです。
シードも何もありません。
広島新庄も岩国も結局県大会で敗れ、中国大会には出られませんでした。
地盤沈下も叫ばれる中国地区。
開星あたりが旋風を巻き起こすのでしょうか。
四国大会 参加校8校 優勝:明徳義塾 準優勝:鳴門渦潮 ベスト4高知、今治西
四国の8校はまあ納得ですね、4県ですし秋も12校です。
ここはセンバツ出場校は県大会には出ず、県優勝校と順位決定戦という名の元に1試合戦います。
チャレンジゲームって趣ですね。
四国大会の出場は約束されていますが九州と違って1試合県で戦ってから臨む事になります。
面白いですね。
地区ごとにここまで違うんですね。
明徳はさすがの優勝。
やはり強いです。
池田は今治西に初戦で敗れました。
四国も一時の不振からは立ち直りつつあります。
最終学年になる安楽投手の済美は愛媛県大会の中予地区で、初戦は勝ちましたが2戦目で松山聖陵に敗れています。
さてどうなるんでしょうか。
次回は近畿大会を中心に書かせていただく予定です。