リーグ戦が再開されてから3試合を戦ったジャイアンツ。
原監督は後半戦を原則5人で先発を回す意向のようですが、ここまで杉内→大竹(中止)→菅野→小山ときて、今日は今村と発表されています。
おそらく明日からのドラゴンズ3連戦は大竹、杉内と投げて、いよいよ澤村が6日に復帰するようです。
さらに9日のベイスターズ戦では内海も復帰との事で、ここまで挙げた7人から先発生き残りをかけた戦いが始まる訳です。
ブルペン陣も開幕当初程のひどい状況ではありませんが、山口、マシソンに昨年までの安定感はありませんので、最後まで投手陣のやりくりは悩む所でしょう。
5人でローテを組むなら7人の内2人は中継ぎに回る訳ですが、いずれにしても大切なポジションなので、与えられた役割を果たしてもらわなければなりません。
ジャイアンツはここまで70試合を戦って41勝29敗。
では昨年の70試合経過時点はどうだったかを見ると、これが41勝26敗3分。
昨年はスタートダッシュが決まりましたが、今年は投手陣が不調で苦戦の連続。
こういった印象が強いので、ほとんど同じ成績というのは意外でした。
今年の場合は勝負強さが前面に出ている感じで頼もしくはありますが、肝心の投手陣が昨年に比べて明らかに不安定なのでやはり心配です。
4月から6月までのチーム防御率を比較するとよくわかるので以下に記しますが、
* 今年 昨年
* 4月 4.05 2.96
* 5月 3.60 3.15
* 6月 3.00 2.18
一目瞭然です。
いくらなんでもクライマックスシリーズ進出は大丈夫だと思いますが、歴史的にもペナント制覇がクライマックスを勝ちぬく近道である事に間違いありません。
その為にはチーム状態が悪い時にいくつ勝ち星を拾えるか。
その差が最後に響いてくると思うので大きな連敗は絶対避けなければなりません。
その為にもまずは投手陣が踏ん張る事。
それがとても大切です。
まずは澤村がどの程度投げられるのか。
6日の試合は大注目です。