夏の甲子園!全国3917校の頂点に立つのは大阪桐蔭か三重か。
ついに決勝戦です!
さて今大会最後、いつもの括りで両校比較です。
決勝戦
三重 ☆5-4 継投 今井9回149球 森2回42球
☆4-2 完投 今井9回163球
☆7-5 完投 今井9回129球
☆9-3 完投 今井9回134球
☆5-0 完投 今井9回135球
対
大阪桐蔭 ☆7-6 継投 田中5回99球 福島4回53球
☆5-3 完投 福島9回154球
☆10-0 完投 田中9回119球
☆5-2 完投 福島9回121球
☆15-9 完投 福島9回160球
※「高校野球百科事典」・「激闘の記憶と栄光の記録」を参照させて頂きました。
三重は三重県勢としては昭和30年の四日市以来の優勝を、大阪桐蔭は一昨年藤浪を擁して春夏連覇して以来の優勝をそれぞれ目指します。
ここまでくれば技術云々ではなく、精神力の占める割合が多くなります。
今井投手も疲労はピークに達しているはずです。
しかし彼以外に彼以上に投げられる投手がいない状況では今井がどこまで踏ん張れるかという事になってしまいます。
大阪桐蔭も福島が今日160球も投げましたので、継投を考えてくるでしょう。
二人持てるチームはやはり有利です。
常識的には大会に入って調子を上げてきた大阪桐蔭優勢でしょうが、東海大会で昨秋、今春優勝している三重も甲子園初戦の壁を破った事で一皮むけ、接戦に持ち込む事が出来れば勝機も見えてくるでしょう。
ここにきて調子をグングン上げてきた大阪桐蔭ですが、一昨年、昨年に比べるとやや弱みもあると思われます。
逆に三重は間違いなく近年最強チームで臨んできてるので、まず前半は互角の勝負に持ち込む。
そういった展開になればチャンスも見えてくるでしょう。
大差になれば大阪桐蔭、接戦になれば三重にもチャンスが・・・というのが一般的な見方だと思います。
注目の北信越勢2校は残念ながら、共に敗れてしまいました。
今大会、日本文理、敦賀気比にとっては優勝する千載一遇のチャンスでした。
しかし、結果的に先日書かせて頂いた、見えない壁(優勝経験高、優勝経験豊富な地区)を超える事が出来ませんでした。
一度壁を破れば、波はあれど、来年以降は目に見えぬ力がついてきます。
その壁を破るのがどれほど難しいか。
両校にとって今年優勝出来なかったのは、来年以降に与える影響が大きいと言わざるを得ません。
いつ優勝するの?今でしょ!って年だったんですけどね・・・ほんと残念でした。
でもこの両校を含む北信越5校の戦いぶりは見事でした。
永遠に記憶に残る5校の戦いぶりでした。
泣いても笑ってもあと1日!