影無茶のスポーツ24/7

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夏の甲子園大会・初戦勝ちあがりチームによる2回線の注目カード

夏の甲子園も早や6日目が終わり明日で49代表校全てが出そろいます。

猛暑が続く今年の夏。

これから試合間隔も短くなり投手の疲労度は例年以上に蓄積されるのではないでしょうか。

ここまで行われた22試合。

勝ったチームの投手を見ると完投勝利が10試合。

継投による勝利が12試合となっています。

昨年は田中君、福島君二人の投手を擁した大阪桐蔭がほとんど一人で投げ抜いた今井君の三重高校に勝利して栄冠に輝きました。

1回戦を完投勝利で勝ち進んだ高校で実力が拮抗した投手を擁する場合、早く登板させておきたいところだと思います。

そういう意味で初戦を最も理想的な形で勝利したのは仙台育英だと思います。

予選で調子が出なかったエース佐藤が先発で120球を投げ、予選で活躍した百目木も31球を投げることが出来ました。

現段階で(まだ東海大相模が出ていませんが)優勝候補筆頭は仙台育英と言わせてもらいます。

ついに優勝旗は白河の関を超える可能性が高くなりました。

さて記事タイトルの初戦勝ちあがりチームによる2回線の注目カードですが、やはり敦賀気比花巻東ということになるんでしょうね。

敦賀気比の初戦の粘りはチームとしての地力が確実についてきた事を証明しています。

エース平沼は完投で142球も投げさせられましたが、2回線に限っては中4日ですので最も実力が出せる試合だと思います。

対する花巻東も校名変更後は甲子園の常連となりつつあり、既に春夏合わせて12勝。

夏はここ最近の出場機会3大会中2度ベスト4。

すっかり強豪校の仲間入りです。

今年のチームは派手さはありませんが、初戦好投手擁する専大松戸にしっかり勝利してさすがという所を見せてくれました。

敦賀気比有利は否めませんが好試合必至のこのカード。

注目です。