夏の甲子園は早くもベスト8が決定。
昨年と違って順調に日程も消化出来ており、週間予報と照らし合わせても決勝戦まで予定通り進みそうだ。
心配された大会中のコロナ発症もなく、最後までこのまま進んで欲しい。
ベスト8の地区別内訳は東北2、東海1、近畿2、中国1、四国1、九州1。
昨年は東日本勢が1校も残らず、北信越1、近畿5、中国1、四国1だった。
これは史上初の出来事だったが、コロナ、長雨による順延続きで遠方のチームは何かとコンディション維持が大変だったと推察される。
それに比べると今年は関東勢こそいないが各地区バランスよく出そろった印象だ。
私の予想はガタガタって感じだったが揃ってみたら4校残っており、印象よりは残ってくれたかなって感じ💦
智辯和歌山の初戦敗退は驚いたが、相手の國學院栃木が強かったということだろう。
元々夏の甲子園は48校出場になってから初戦の相手が決まらないこの枠はインケツ枠でほとんどが初戦で姿を消している。
準々決勝からは都度組合せ抽選が行われるが、これがまたスリルがあって面白い。
昔は回戦ごとに抽選が行われていたが、コンディショニングや応援団等の宿舎の確保など負担が大きいので、3回戦までは日程が前もってわかるように変更された。
外野の私が勝手なことを言わせてもらうと、以前の方が楽しみがあったがまあこれはやむを得ない。
屈指の好カードだ。
この勝者と大阪桐蔭が(準決勝であたらなければ)決勝に駒を進めると思う。
準々決勝からは休養日を挟みながらの日程になるが、16日に試合をして勝った4チームの投手は決勝まで進めば1週間500球の球数制限に届く可能性があるが、勝利校の内九州学院と大阪桐蔭がひとりで完投。
但し大阪桐蔭はご存知のように複数の完投能力を持つ投手が居るので、全然問題ない。
残る聖光学院と下関国際は継投で勝っており、球数制限も脳裏にあっての投手リレーだと思われる。
選抜で登板過多が問題になった近江山田投手は3回戦が114球。
勝ち進んだ場合でも準々決勝と準決勝で386球投げられる。
いくら球数が多い山田投手でも大丈夫だろう。
しかしプロ野球のスカウトたちは出来ればあまり投げて欲しくないと思っているのではないだろうか。
今年の近江校はとても魅力あるチームだし、実は個人的には一番応援している。
コロナも含めて最後までアクシデントなく大会を終えて欲しい。