今年の甲子園大会は何から何まで異例だ。
大会に入ってコロナ禍により出場辞退が2校。
これはもしかしたら有り得ると思っていたが、想定外なのが雨。
雨、雨、また雨。
初日から雨天順延になったのが今大会を暗示していたようで、その後12~14日まで3日連続雨天中止。
15、16と何とか試合を消化したあと、17日に物議をかもしたどろんこグランドでの大阪桐蔭と東海大菅生の試合の後、またもや2日間試合が出来ず。
19日も第1試合の近江と日大東北戦がノーゲーム。
この段階に至り決勝戦が出来るのかとマジ心配になる前代未聞の状況になった。
旧盆のお盆休みは暦の上では秋だが毎年暑さ真っ盛りでギラギラする太陽の元、白熱した試合が展開されるが、今年は異例の天候。
今日ようやくベスト8が決定することとなった訳だ。
ベスト8を地区別に見ると近畿5、中国1、四国1、北信越1。
北信越といっても福井県なので実質東日本勢がゼロという極めて異例の顔ぶれ。
どうやら東日本勢のベスト8進出ゼロは史上初らしい。
これは思うに、日程が延び延びになり遠方のチームはコンディショニングが難しかったんだと思う。
もちろん近畿勢も宿舎に泊まるが、地元は地元。
食材、雰囲気、空気管、テレビ番組、その上コロナ禍で外出もままならない。
何と言ってもまだまだ高校生。
多少のホームシックも重なり結果的に
ベスト8の組合せを見ると、近畿勢が見事に分かれて、ベスト4全て近畿勢の可能性も有り得る組みあわせとなった。
近畿勢と福井(敦賀)以外の明徳義塾と石見智翠館も近畿出身の生徒が多く、これは偶然ではないだろう。
さてベスト8の顔ぶれを見ての優勝予想だが、正直わからない。
過去の傾向から決勝の組合せは1回戦から登場組と2回戦からの登場組の対戦になることが多く、最近の大会での抽選ルールからベスト8までは1回戦組と2回戦組の対戦はないが、ベスト4では無関係に組合せ抽選が行われるはずだ。
ベスト8をこの分類で分けると、智辯学園、明徳義塾、神戸国際、近江が1回戦組、京都国際、智弁和歌山、敦賀気比、石見智翠館が2回戦組となる。
ベスト8の対戦を見て決勝戦は明徳義塾と智辯学園の勝者と智辯和歌山としておく。
自信はないけども。