第101回夏の甲子園。
8強が出そろいました。
北から順番に
八戸学院光星、仙台育英、作新学院、関東一、星稜、中京学院大中京、履正社、明石商
東北2、関東2、東海1、北信越1、近畿2という結果。
中国、四国、九州は残念ながら全て姿を消しました。
組合せが決まった時点で私が予想した8校で実際に残ったのは近畿の2校と星稜のみ。
作新学院以外はどこが優勝しても選手権大会初優勝となり、ある意味令和新時代に相応しい顔ぶれと言えるでしょう。
甲子園で決勝に進むチームを分析すると、
圧倒的な総合力を持つチームが評判通り決勝に進む場合と、
突出した選手はいなくても、あれよあれよと勝ち進み決勝にたどり着くチーム、
大きく分ければ上記2パターンに分かれます。
大会前から評判の大エースがいるチームは準々決勝あたりで姿を消すことが多く、
松坂大輔がいた横浜はもちろん松坂は凄い投手ですが、それだけではなく圧倒的な総合力を持った稀有なチームでした。
今回ベスト8の顔ぶれを見ても圧倒的な総合力を持つチームはありません。
そういう意味ではどのチームにもチャンスはあります。
しかしあえて予想すると、準々決勝組合せから星稜対仙台育英が優勝を占う大一番。
奥川の先発は(間違いなく)回避するでしょうから、他の投手陣が好調仙台育英打線を抑える事が出来るかが大きな鍵。
明日奥川抜きで星稜が勝てば、決勝まで中1日の日程が続くので星稜が頭ひとつ抜けた感じになるでしょう。
後のチームを眺めると雰囲気を感じるのは明石商。
接戦を物にしながら負けない野球をしています。
力が無くては出来ません。
総合力で最もバランスが取れているのは履正社。
チーム状態は非常に良さそうで、名実ともに大阪桐蔭と大阪2強時代を築くチャンス。
93回大会から続く関東勢か大阪勢(大阪桐蔭)の優勝パターンが続くのか、悲願の東北勢初優勝成るか、星稜が念願の優勝旗を手に入れるのか、春夏連続東海勢優勝か。
いよいよ甲子園は最大のヤマ場を迎えます。