第96回センバツ高校野球大会の組合せ抽選会が行われた。
今年から地区別出場校に変更が加えられ東北と東海が1校増えた。
その分中国・四国の両地区合計と21世紀枠がそれぞれ1校減となった。
東北はずっと成績が良かったのでようやく実績に見合った校数になった感じだ。
夏は慶応校が連覇を狙った仙台育英を破り107年ぶりの優勝で盛り上がった。
今年はどんなドラマが生まれるのか。
組合せ結果を見ての雑感と印象だけの勝手な予想を記する。
抽選会後に掲げられた記事を読むと最後のDゾーンが超激戦区と書かれている。
確かに優勝経験校が5校入っていて派手なゾーンになっている。
しかし、もはや名前だけで勝ち進めるほど高校野球は甘くはない。
優勝経験校ではなく直近の昨年秋の地区大会10地区の優勝校で見ると・・・。
Aゾーンに関東一、星稜、熊本国府、豊川の4校が集結。
星稜は明治神宮大会でも優勝しており明治神宮枠を北信越にもたらした。
10地区の優勝校はこのように組み分けされた。
唯一地区大会優勝校のいないBゾーンだが、出場枠が多い関東、近畿、九州3地区の準優勝校、山梨学院、京都外大西、明豊が集結、山梨学院は2連覇を狙う。
つまり簡単に勝ち抜けるゾーンは存在しないということだ。
大会も96回も重ねてくると馴染みの校名が多くなる。
初出場の壁は高くなる一方だ。
今回も初出場は21世紀枠の別海を入れて僅か3校。
新鮮味に欠けるが、少子化の上に野球をする子供の減少も重なっているのだろう。
しかし少ない初出場の中で熊本国府には注目したい。
九州大会で鹿児島1位の神村学園、大分1位の明豊を破って優勝。
力が無いと出来ない芸当で注目したい学校だ。
そんな中いつものように印象だけでベスト8に残る高校の勝手な予想をさせてもらう。
その8校は。
星稜、熊本国府、健大高崎、京都外大西、中央学院、広陵、作新学院、報徳学園。
以上のように決定しました!
開幕は3月18日。
順調に日程を消化した場合決勝戦は3月30日だ。