一時はどうなることかと思われたジャイアンツ。
ですが、やはり今年は各球団好不調の波が激しい。
カープが先々週末から日曜まで2勝6敗。
ベイスターズも先週5連敗。
アウェイでカープに勝越し、タイガースに3連勝。
6連敗のあと9勝1敗1分としたため、一時0.5差まで詰め寄られた2位との差が5ゲームまで再び広がりました。
残り試合が33試合。
ひとまず80勝を目標ラインとすると、ジャイアンツは18勝15敗で到達します。
上位3球団の残り対戦試合数が、
今季の各球団の調子の波を考えるとまだ安心は出来ませんが、ベイスターズが苦手としているタイガース戦を7試合残しています。
カープも唯一負け越しているタイガースと4試合。
タイガースはCS進出の可能性が残っています。
両チームにとってタイガースは簡単な相手ではありません。
CS進出を賭けたベイ、カープ、タイガースの星の潰しあいはジャイアンツにとっては好都合ですね。
先週の結果
スコア
8月12日 対カープ 8対7 〇
8月13日 対カープ 1対2 ●
8月14日 対カープ 7対1 〇
8月16日 対タイガース 2対1 〇
8月17日 対タイガース 4対2 〇
8月18日 対タイガース 6対3 〇
主な打者の成績
亀井 20打数6安打 .300
坂本 23打数8安打 .348 打点4
丸 21打数3安打 .143
岡本 26打数8安打 .308 打点5
ゲレーロ 17打数4安打 .235 打点6
若林 19打数3安打 .158 打点2
小林 13打数3安打 .231 打点2
阿部 14打数8安打 .571
増田 8打数2安打 .250 打点2
大城 6打数3安打 .500
陽 7打数2安打 .286 打点2
週間チーム打率 198打数52安打 .263
投手成績
8月12日 山口 3回 自責点4
8月14日 菅野 8回 自責点1
8月16日 桜井 6回1/3 自責点1
8月17日 高橋 6回 自責点0
8月18日 山口 6回2/3 自責点3
週間ブルペン陣防御率 19回1/3 自責点6 防御率2.79
感想
カープ3戦目を菅野で勝ったのは大きかったですね。
もちろん初戦の接戦を勝利したのもムードを良くしました。
大竹の気迫のピッチングは胸を打つものがありました。
タイガース戦は今年の場合とにかく初戦が大切。
何しろ今季ここまで7度のカードで(3連戦5度、2連戦2度)1回を除き初戦勝った方がその連戦をスイープしているんですから。
なので初戦をジャイアンツが勝ったことで確率的には3連勝が約束された訳です。
タイガースはベイスターズとカープには勝ち越しているのに、ジャイアンツには大きく負け越し。
各チームのファンの心中や如何に・・・って感じではあります。
打線は亀井がほんと好調ですね。
規定打席にも達していて3割キープ。
過去最高の成績を維持しています。
岡本も先々週と先週で14打点、打率も少しずつ上昇してきました。
ゲレーロもこの2週間で打率を3分ほど上げてきて打点が16。
クロマティがコーチをしたとか、しないとか・・・。
この二人の大砲にあたりが出てきたことで打線に一気に厚みが出ました。
阿部まで打棒爆発で、けっこう凄いことになっています。
唯一気になるのは丸の不調で5試合連続の無安打。
ついに打率が3割を割ってしまいました。
とは言うものの、これ以上悪くなるとは思えず、今週にでも復活すると信じています。
投手陣は先発があと一人欲しい状況。
登録抹消して休養を与えた山口ですが、どうでしょう。
調子は緩やかに下降気味ではないでしょうか。
現在メルセデス、菅野、桜井、高橋、山口の5人の先発要員。
これから6連戦のみならず7連戦も2度組まれているので、最低でも先発はあと一人加えなければなりません。
ブルペンは中川が少し疲労気味で、適度に休養を与えられていますが、ポストシーズンのことを考えると、あまり無理をさせられません。
幸いデラロサが安定してきたので、ある程度後ろは計算が出来る状況になりました。
大竹も頑張ってますからね。
今週はドラゴンズとベイスターズ相手の6連戦。
ホームで戦うベイスターズ戦はしっかり勝ち越したいです。
いよいよ残り30試合となってきて、ジャイアンツは逃げ切りを図ります。
今週、更に差を広げることが出来れば、いよいよゴールが見えてきます。
優勝マジックの点灯も間近。
最後の直線、後続を引き離しにかかりましょう。