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プロ野球 先週の巨人(8/9~8/14) 中田翔突然の覚醒 直江プロ初勝利 投手陣踏ん張り3位浮上

両リーグ雑感

セリーグ、不振にあえいでいたヤクルトがようやく連敗ストップ。

こんなに連敗するチームではなかったのでコロナの影響が大きかったとしか言いようがない。

8月はDeNAが好調でヤクルトとの差を10ゲーム以上詰めてきた。

今年は山﨑投手が復活してクローザーを勤め上げていることも大きい。

昨年、一昨年と不調で丸2年クローザーを務められなかった投手が3年目にこんなに鮮やかに復活した例を私は知らない。

今後の展望だが、ヤクルトはこれから調子を戻していくだろう。

逆に最近好調だったDeNAと阪神は若干調子を落とすことが考えられる。

調子の波とはそんなものだ。

なので結局ペナントレースはヤクルトが優勝するだろう。

問題はCS圏内だが、DeNAは3位以内に残りそうだ。

残るひとつを阪神、巨人、広島で争う。

確率は書いた順番。

パリーグはどこも突き抜けられず一進一退が続く。

どのチームもそんな状態なので、相変わらず混戦だが日本ハムに続いてロッテが少しずつ集団から落ちていきそうな雰囲気。

ロッテは佐々木朗希で勝たないとチームとして上がってこれない。

防御率は1点台と文句のつけようがないが、5月までで5勝していたのに6月以降1勝しか上積みできていない。

首脳陣は今も100球限定で投げさせているが、本人はフラストレーションが溜まっているように見える。

CSを狙うにはもうこれ以上離されてはいけないところまで来ている。

CS進出を狙うなら佐々木の球数制限を緩くして、佐々木登板試合は必ず勝つようにしなければならない。

先週の巨人

スコア

8/09 対中日 2対3●

8/10 対中日 2対1○

8/11 対中日 6対1○

8/12 対広島 5対6●

8/13 対広島 4対1○

8/14 対広島 3対2○

主な打者の成績

吉川    19打数6安打 打点1 .316 .286

重信    13打数4安打 打点1 .308 .242

丸     17打数5安打 打点4 .294 .281

中田    22打数11安打 打点7 .500 .301

ポランコ  14打数2安打 打点3 .143 .249

岡本    23打数2安打 打点1 .087 .239

大城    19打数4安打 打点2 .211 .243

中山    12打数3安打 打点0 .250 .198

ウォーカー 10打数0安打 打点0 .000 .272

北村     8打数1安打 打点0 .125 .175

石川     6打数1安打 打点1 .167 .308

増田陸    4打数0安打 打点0 .000 .250

小林     3打数0安打 打点0 .000 .120

週間チーム打率 191打数43安打 .225 .245

※赤字は今季通算打率 

投手成績

8/09先発(メルセデス 4回3/1 自責点3 3.15

    ブルペン       3回3/2 自責点

8/10先発()戸郷    8回0/0 自責点1 2.76

    ブルペン       1回0/0 自責点

8/11先発()山崎伊   6回0/0 自責点1 3.25

    ブルペン       3回0/0 自責点

8/12先発堀田       4回1/3 自責点4 6.03

    ブルペン)    4回2/3 自責点

8/13先発()直江    6回0/0 自責点0 2.30

    ブルペン       3回0/0 自責点

8/14先発シューメーカー  5回0/0 自責点0 4.36

    ブルペン)    4回0/0 自責点

週間先発防御率   33回2/3 自責点9  2.41 3.82

週間ブルペン防御率 19回1/3 自責点5  2.33 4.10

週間投手陣防御率  54回0/0 自責点14 2.38 3.93

※赤字は今季通算防御率

感想

他球団には申し訳ないがコロナ開け巨人はヤクルトとは好対照の成績。

8月ここまで8勝2敗で7までいった借金も1に減って3位に浮上。

先週は戸郷が念願の二桁10勝に到達。

これで戸郷はプロ通算29勝目を挙げた訳だが、実はこの数字、1980年以降巨人の高卒4年目段階での勝利数としては現ピッチングコーチ桑田の44勝についで2番目の勝ち数なのだ。

あの斎藤投手でも23勝、完全試合の槙原が24勝、現ヤクルトの田口が26勝なので、まだ今季上積みが見込め(してもらわないと困る)どこまで伸ばすことが出来るかが巨人CS進出の大きな鍵となるだろう。

さらに投手陣では直江がプロ初勝利を挙げた。

今季巨人では実に7人目のプロ初勝利。

着実に新しい人が育っていると思いたい。

直江は戸郷と同期になるがほぼ同時に1軍マウンドに立っており、もっと早く勝利を手にしてもおかしくなかった。

しかしヘルニアを悪化させるなどしてマウンドから遠ざかっていたが、まだ22歳。

これから大いに期待したい。

打線ではついに岡本を6番に打順変更して中田翔を4番に指名。

これがドンピシャで、中田突然の覚醒で話題となった。

先週は22打数11安打ホームラン3本の打点7。

戸郷投手の二桁勝利実現の値千金ホームランなど大活躍。

1カ月前に.233だった打率が1カ月で7分上げて3割到達って何が起こったのか!

岡本の6番変更はある意味降格だが、代わりの中田の大活躍で岡本も救われた。

首脳陣も同様に救われた。

今週からは厳しい所を責められると思うが、冷静に対応して好調を維持して欲しい。

岡本は村上の活躍などで俺も打たなければという気持ちが強かったに違いないが、昨年まで2年連続2冠王は並の選手では絶対に出来ない。

自分のバッティングを取り戻せばすぐに打てるようになるだろう。

なので心配はしていない。

実は先週、打線は6試合全て一桁安打だった。

中田を含む上位陣が効率よく打点をあげて、それを投手陣が守ったという展開。

これが巨人本来の姿だ。

先発がある程度のイニングを抑え、打線は効率的に得点。

それをブルペン陣が守りきる。

ある意味理想の戦い方が出来ていた。

高梨が自ら志願して4試合連続登板を行った記事も見た。

残り35試合。

巨人まだまだ踏ん張れそうだ。

今週は好調DeNAと難敵阪神との6連戦。

正念場が続く。

今の勢いが本物であることを見せて欲しい。

ではまた来週。

 

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