いよいよ大鵬の持つ前人未到32回超えが現実となりつつあります。
夏巡業を乗り切って各力士がどれだけ伸びているのか。
日焼けした身体をぶつけあう大相撲秋場所が始まります。
横綱の戦いぶり、注目の新大関豪栄道、稀勢の里、琴奨菊等、横綱大関陣の土俵はもちろん見ものですが、
今場所は何と言ってもフレッシュな三役、前頭筆頭の各力士に注目したいです。
妙義龍まさかの網膜剥離には驚きましたが、名古屋場所には間に合うとの事で良かったです。
今場所と先場所の関脇、小結、前頭筆頭を記させていただくと。
(今場所)
関脇 妙義龍 27歳 134勝110敗26休
関脇 豪風 35歳 446勝483敗31休
小結 常幸龍 26歳 63勝72敗
小結 千代大龍 25歳 143勝107敗18休
筆頭 照ノ富士 22歳 26勝19敗
筆頭 遠藤 23歳 47勝42敗1休
(先場所)
関脇 栃煌山 27歳 337勝299敗9休 (2勝6敗7休:陥落)
小結 安美錦 35歳 588勝615敗12休 (3勝12敗:陥落)
小結 碧山 28歳 124勝110敗6休 (6勝9敗:陥落)
筆頭 勢 27歳 91勝89敗 (5勝10敗:降下)
筆頭 松鳳山 30歳 119勝121敗 (4勝11敗:降下)
尚、通算勝敗は幕内成績。先場所の力士の勝敗は先場所前の数字です。
(相撲レファレンス参照させていただきました)
比べてわかるように若い力士が上位に進出してきました。
妙義龍の休場は残念ですが、番付上は龍の漢字を使う幕内力士4名の内3名が集結という状況。
先場所、豪栄道が大関昇進、他の三役以下上位力士は軒並み負け越し。
総入れ替えの様相の中、照ノ富士、遠藤を含めた昇り竜が如くの力士たちからは目が離せません。
大相撲にも世代交代の時期が訪れたのか、白鵬を中心とするベテラン横綱・大関陣がまだまだ力の差を見せつけるのか。
大注目の秋場所です。