シーズン終盤の不振でファンの反感を買い、和田監督の解任騒ぎまで発展したタイガース。
そのタイガースがついに日本シリーズ進出に王手をかけました。
ジャイアンツまさかの1勝3敗。
といっても1勝はアドバンテージなので3敗・・・というのが実情です。
勢いは完全にタイガース。
それだけではありません。
選手個々の勝利への執念がジャイアンツよりタイガースの方が上回っているようです。
今日の杉内はそれでも気迫を感じましたが、タイガースの勢いを止める事は出来ませんでした。
何より和田監督の積極采配が目立ちます。
今日も6回に代打攻勢。
粘りの投球を見せていたメッセにも逆転チャンスと見るや代打新井。
新井は内野ゴロに倒れましたが、勝利への執念を見せる和田采配は選手達に好影響を与えた事は容易に想像出来ます。
シーズン終盤、タイガースファンのブログには和田監督不要論が目立ちました。
フロントも条件付き残留を公にするなど、チームはCSを前に集中できない環境に陥ったと思います。
しかし、和田監督はそれをバネにしたかの如く、見違える采配を見せています。
もちろん和田監督を応援している多くのファンの声も力になったでしょうが、監督は表情も勝負師のそれに変わりました。
逆にジャイアンツはリーグ戦で何度も何度も首位陥落のピンチを凌いできましたが、選手たちには目に見えない疲労が蓄積されているのでしょう。
一旦緩んだ気持ちは100%戻ることはありません。
明日は小山。
シーズン中何度もジャイアンツをローテの危機から救ってくれた小山。
今回もまたチームを危機から救ってくれるピッチングを期待しましょう。
勝利の執念を見せてくれる事を信じて・・・。