いよいよ甲子園・100年目の夏が始まります。
今年は近畿地方も猛暑が続いており、選手の体調管理は各校大きな課題となるでしょう。
球場に足を運ばれる方も熱中症対策は万全に。
ここでは個人的に注目したいカードを毎日1試合ピックアップして記させていただきます。
まずは初日。
夏7回の優勝を誇る中京大中京は甲子園の歴史そのものです。
その中京が5年ぶりに帰ってきました。
終わってみれば節目の大会に相応しい高校が優勝したってストーリーを考えている私ですが、その観点でみた場合に今大会の顔ぶれを眺めて一番最初に名が浮かぶ高校は中京でした。
そんな中京が初日に早くも登場します。
相手は何と同じ東海地区の岐阜城北。
岐阜と言えば、高橋投手有する県岐阜商が最有力でしたがエース故障もあって敗退。
結局昨夏代表大垣日大、昨秋県優勝岐阜総合、センバツ代表県岐阜商、今春県優勝中京が全て敗退という結果になりました。
この中で岐阜総合に7対0、大垣日大に6対0と完勝した岐阜城北。
ノーシードから見事下剋上を果しました。
この勢いを甲子園まで持ち込めれば初戦という事もあり、相手が古豪と言えども何が起こるかわかりません。
果してどんな戦いを見せてくれるのか。
最近一時の低迷から脱して復活成った東海地区。
昨年もセンバツでは豊川が、夏の選手権では三重が旋風を起こしました。
その東海地区同士が初日いきなり対戦するこのカード。
東海地区のレベルを確認できる試合でもあり、初日の注目試合として挙げさせていただきました。
○両校過去の甲子園通算勝利(センバツ含む)
中京大中京131勝
岐阜城北4勝
○ここ10年の夏の選手権県別甲子園成績
愛知県10勝10敗
岐阜県9勝10敗
○県別対戦勝敗(過去通算・センバツ含む
愛知県の11勝5敗1分け
※数字は「激闘の記憶と栄光の記録」「高校野球百科事典」を参照させていただきました。