私が注目した岐阜城北対中京大中京の東海勢同士の戦いは4対1で中京大中京が勝利。
初回岐阜城北のエース鷲見君の立ち上がりを攻め5連続安打で3点先制。
これが全てと言って良かったですね。
エースでキャプテン上野君も味方エラーでピンチを招きましたが初回の3点は大きかったです。
ここを1点に切り抜けるとあとは危なげないピッチングだったようです。
河田君の怪我がどの程度なのかわかりませんが100年甲子園制覇に向けて順調なスタートを切りました。
これで中京大中京は夏の大会初戦17連勝。
明徳義塾がこの部門では目立っていますが、中京大中京も5年ぶりのブランクを感じさせず連勝を伸ばすあたりはさすが古豪ですね。
猛暑の夏ですが2年生左腕長谷部君も力がありますので、両投手を使ってくるでしょう。
2回線以降の戦いぶりが楽しみです。
さて2日目私が注目するのは山梨と静岡の富士山対決、東海大甲府対静岡です。
個人的印象ですが夏の東海大甲府は強い!ってイメージです。
事実夏は過去12回出場でベスト4に3回進出通算18勝を挙げています。
昨夏に続いて2年連続の出場。
昨秋、今春の県大会も優勝で山梨県内負け知らず。
甲子園ではベスト4の壁を破る事が当然目標になっているでしょう。
監督はジャイアンツ原監督と東海大相模でチームメイトだった村中監督。
これまた100年甲子園を彩る監督さんですね。
対する古豪静岡。
2年連続24回目の出場は今大会出場校中6番目の出場回数です。
今年のセンバツではベスト8に残り古豪復活を印象付けました。
その後の春季東海大会も優勝。
甲子園経験者も7人残っています。
中京大中京と共に東海の古豪静岡も頂上を十分狙える戦力と言って差し支えないでしょう。
出れば強い東海大甲府。
古豪復活静岡。
果して富士山決戦はどちらに女神が微笑むのでしょう。
○両校過去の甲子園通算勝利
東海大甲府26勝
静岡31勝
○ここ10年の夏の選手権県別甲子園成績
山梨7勝10敗
静岡12勝10敗
○県別対戦勝敗(過去通算センバツ含む)
1勝1敗
※数字は「激闘の記憶と栄光の記録」「高校野球百科事典」を参照させていただきました。