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フィギュアスケート Road To 平昌 ロンバルディア杯・樋口最高のシーズンイン

いよいよオリンピックシーズンが始まったフィギュアスケート

北の情勢が緊迫度を深めている状況の中、無事に平昌が開催されることを祈ります。

さてイタリアではロンバルディア杯、アメリカではUSインターナショナル。

共にISUチャレンジャーシリーズとして得点も公認されますが、オリンピックシーズンということもあり注目度は(特に日本では)高く、シーズン初めというのに報道は早くも過熱気味です。

ロンバルディアには日本から樋口、松田が参戦。

ほかにもザギトワ、コストナー、トゥクタミシェワなどが出てきました。

結果は優勝がザギトワで2位に樋口、3位にコストナー、松田が5位に入り、トゥクタミシェワは6位という結果でした。

この時期は、本人がどれだけ納得し、課題を見つけることが出来るかが重要になるので順位や得点はさほど気にしなくて良いでしょう。

実際に得点は当たり前のように大会ごとにバラつきがありますし、今回ロンバルディアはややインフレ気味に得点が出たように思います。

そういったことを抜きにして樋口選手の出来はすこぶる良かったですね。

ユーチューブで見たんですが、樋口少し身長伸びました?

昨年より少しスリムに見えて女性らしさが備わってきたように思いました。

演技もスピード、ジャンプ、なんだか無理をせず自然に滑っている感じを受けました。

フリーの音楽、構成がとてもいいですね。

まずは申し分のないスタートではないでしょうか。

長いシーズン、ピーキングはとても大切ですがスタートを順調に切ることも重要なので最高のシーズンインでした。

心配なのはトゥクタミシェワ。

私はロシアではメドベージェワについで有力と思っていましたが、調整が遅れているようです。

まあ、まだ先が長いので彼女自身がそれを意識してピーキングしている可能性は高いですが、一昨年はシーズン当初から飛ばしまくって世界女王まで上り詰めた印象が強く、悪い年は初めから悪く、良い年は初めから良いという印象なのでちょっと心配です。

ロシア勢もう一人のザギトワ。

いやはや、ほんとロシア勢の層の厚さったらもうびっくりぽんです。

彼女はロシア勢の中で演技に最もバレエの要素を高く感じました。

前半の高貴なスケーティング、スピン。

後半の軽やかで切れ味のあるジャンプ。

15歳!ですか。

シーズンは長く若い選手には過酷ですが、彼女のフリーを見てしまったらメドベージェワについで2番手候補になるのも時間の問題だと思いました。

コストナーは大人の女性の魅力。

やはり華があります。

まだまだ本調子ではないのでしょうが、彼女こそ百戦錬磨。

目標を平昌に絞って必ず仕上げててくるでしょう。

格付けといつも私が書いている演技構成点もただ一人70点台。

まだまだ世界トップクラスに仕分けされていることがわかります。

実際ティーンが上位を占める女子フィギュアにおいてコストナーの存在は貴重です。

ファンも多いし楽しみな選手ですね。

宇野選手すごいですね。

USの本田選手などについてはまたの機会に。