影無茶のスポーツ24/7

ルール知らなくても面白く読んでいただけることを目指します

オープン戦ここまでの結果を見てⅡ

プロ野球オープン戦もこれを書いている時点であと1試合。

いよいよペナントの熱き戦いが目前に迫ってきた。

我がジャイアンツもWBC組不在の中何と首位通過が決まった。

大阪桐蔭の春・夏・春ではないが、ジャイアンツは交流・ペナント・日本シリーズアジアシリーズ・オープン戦と無敵ぶりではある。

(まあオープン戦の順位などはほとんど意味を持たないが)

さて私は前からオープン戦で一番注目して見るのはチーム防御率と書いてきた。

ジャイアンツはどうだと見たら、何と1.94という超絶数字。

内海、杉内、澤村、山口がいない状態でこの数字は驚くべきことだ。

打線は水ものなのでこの投手陣は頼もしい限りだ。

統一球導入以来3割バッター激減の中で投高打低は定着したかに思えた・・・のだが!

何と昨年のオープン戦の結果を見て今年の数字と比べてちょっと驚いた。

以下の数字をご覧いただきたい。

        2013年           2012年             

 チーム    打率    防御率     打率    防御率

 巨人     .247    1.94    .212   2.58    

 ソフトバンク .250    3.08    .231   2.26  

 広島     .244    3.15    .227   2.55  

 阪神     .299    3.70    .198   2.63

 楽天     .250    2.25    .254   2.31

 DeNA    .257    4.11    .213   1.91

 ヤクルト   .271    3.76    .235   2.47

 日本ハム  .264    3.49    .284   2.54

 西武     .285    2.57    .224   2.73

 ロッテ    .255    4.53    .223   3.34

 オリックス  .208    4.14    .221   3.63

 中日     .240    4.60    .238   2.79 

いや、慣れない事をすると疲れます。

初めての表?作り。

それは置いといて・・・。

全体をパッと見て気付く事は投高打低の解消だ。

それにしても昨年の投高打低ぶりは凄まじい。

統一球使用1年目にあまりに投手優位の現象が現れたので余計に意識してしまったのだろうか。

3年目になった今年、統一球アレルギーもさすがにかなり解消されたのか、明らかに傾向が変わってきた。

そんな中で巨人の1.94は驚異の数字で心強い限りだが、どうも今年は野球が統一球導入以前の野球に戻っていくのではと思う。

その前兆がオープン戦の数字に現れたのだろう。

今年のセリーグの見どころは、ジャイアンツ超絶投手陣を他球団打線がいかに攻略するか。

結局わかりきった結論だがデータからもそれに尽きるという事になった。