ついこの間キャンプインが話題になったと思ったら、早くもオープン戦。
月日が経つのはほんと早いです。
今日は4試合。
ジャイアンツの先発オーダーは
昨年成績
1番 ライト 陽 .264 9本 33打点
2番 セカンド 吉川 .273 0本 0打点
3番 ショート 坂本 .291 15本 61打点
4番 レフト ゲレーロ .279 35本 86打点
5番 サード マギー .315 18本 77打点
6番 指名打者 阿部 .262 15本 76打点
7番 ファースト 岡本 .194 0本 2打点
8番 キャッチャー 小林 .206 2本 27打点
9番 センター 重信 .157 0本 2打点
途中交代で長野、和田、山本、松原に昨秋ドラフト4位の北村、5位の田中が出場しました。
いいですね~実に魅力的です。
岡本はファーストで積極的に使って欲しいし、俊足重信のセンターもオプションとして戦いの選択肢を増やしてくれます。
セカンドも吉川、山本が争ってレベルを上げて欲しいし、途中交代の和田「恋」と書いて、れん君も最後にホームランを放ってアピールに成功しました。
今日のオーダーで固定されるのは3、4、5番のクリーンナップ3人だけでしょうから、その他は競争によってレベルが上がってくることを期待したいです。
タイトルに書いたオープン戦の見方ですが、勝敗は二の次で良いし、5割前後で全く問題ありません。
特に前半は若手選手を積極的に使って、ペナントでどの程度戦力と成り得るのかを見極めることが大切なミッションとなります。
世代交代をスムーズに進める為に、試合に出る若手は与えられたチャンスを何が何でも掴み取る気概を持ってもらいたいです。
今日出場した選手の中から一人でも多くの選手がレギュラーに名を連ねることを期待します。
前半でアピール出来た選手に、レギュラー、準レギュラーの選手でオーダーを組みながら、チームとして仕上げていくのが3月17日あたりからになるのでしょうか。
あと、私がオープン戦でいつも注目しているのはチーム防御率。
ピッチャーの出来はそのままペナントレースに直結します。
勝敗、打率は必ずしもオープン戦の成績がペナントにそのまま反映されるかというと、そうではありません。
しかし投手力は違います。
数字はチーム防御率で現れますが、オープン戦でこの数字が良いチームはペナントレースで確実に優勝争いに絡んできます。
わかりやすい例を挙げるとリーグ連覇を果たしたカープ。
さかのぼること5年のリーグ成績とオープン戦チーム防御率を以下に記します。
順位 オープン戦防御率
平成29年 優勝 2.84 セ2位
平成28年 優勝 2.62 セ3位
平成27年 4位 4.08 セ6位
平成26年 3位 4.33 セ5位
平成25年 3位 3.30 セ2位
我がジャイアンツは
平成29年 4位 4.27 セ5位
平成28年 2位 2.89 セ4位
平成27年 2位 3.21 セ4位
平成26年 優勝 3.90 セ3位
平成25年 優勝 2.25 セ1位
カープは前田が抜けて不安視された平成28年でしたが、オープン戦のチーム防御率は、逆に前年より大幅に改善されており結果リーグ優勝。
続けて黒田が抜けてしまった平成29年も結局不安を感じさせない数字をオープン戦で残してリーグ連覇。
ジャイアンツも投手成績が悪くなってくるにつれ成績も下降しています。
この結果からも、オープン戦で最も注目すべき数字はチーム防御率なのがわかります。
ジャイアンツは初戦、中川投手が5イニング投げて5奪三振、与四死球0、自責点0。
まずは順調な滑り出しと言えるでしょう。
さらにオープン戦でテストを重ねながら、ローテーション入りを目指して欲しいです。
今年はCS圏内に返り咲くことがチームとしての目標。
全力で応援します。