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プロ野球開幕直前!オープン戦チーム防御率からセ・パの順位を予想する

WBCがもう随分昔の事のように思われる今日この頃。

いよいよ明日からペナントレースが開幕です!

そこで恒例の順位予想。

例年の如くオープン戦チーム防御率からペナントを予想させていただきます。

(毎回書いていますが)私はいつの時代も野球は投手を中心とした守りが大切だと考えています。

打たないと勝てないという声も否定しませんが、打てないということは相手投手に抑えられたという事になる訳です。

以下に昨年のセ・パごと順位別で過去にさかのぼってオープン戦のチーム防御率を記してみます。

 

セ・リーグ)   今年  28年 27年  26年 25年

カープ       2.84   2.62  4.08  4.33  3.20

ジャイアンツ    4.27   2.89  3.21  3.90  2.25

ベイスターズ    4.32   2.17  2.49  4.01  4.18

タイガース     2.75   1.93  2.12  3.69  3.97

スワローズ     3.87   4.53  2.86  5.30  3.67

ドラゴンズ     4.00   3.55  3.26  2.94  4.67

 

パ・リーグ

ファイターズ    3.36   3.48  3.11  2.79  3.40

ホークス      2.53   1.91  1.84  2.00  2.99

マーリンズ     1.46   2.74  3.00  3.20  4.28

ライオンズ     3.25   2.80  3.06  3.50  2.53

イーグルス     3.44   2.96  2.40  2.63  2.17

バファローズ    2.04   4.08  3.13  4.18  3.96

太字は優勝チーム)

 

セリーグを振り返ると、昨年前田が抜けて不安視されたカープですが、オープン戦でその穴を感じさせない防御率を残しており結果悲願の優勝。

今年は黒田が抜けた訳ですが、結局その穴を感じさせない成績を残しており、連覇への視界は開けており優勝争いに絡むのは確実という状況です。

一昨年優勝のスワローズは打線がクローズアップされましたがその年のオープン戦防御率は2.86と前年に比べ大幅に改善していました。

勢いそのままに評論家の方は昨年もスワローズ上位を予想した人が多かったですが、オープン戦防御率4.53という崩壊的な数字。

私は最下位と予想しましたが結果5位。

こういったところにも野球は投手力というのが現れていると思うんですがどうでしょうか。

結局昨年は防御率ワースト2球団が5位、6位に終わっています。

タイガースは昨年オープン戦1.93と12球団で2番目に良かったにもかかわらず4位。

今年のドラフトで佐々木千隼投手を一本釣り出来る状況の中、打者を指名して話題になりましたが、今年のオープン戦防御率を見る限り金本監督が投手については心配ない心配ないと確信を持っていたことがセ界一番の数字から見てとれます。

ベイスターズは昨年大躍進。

筒香の成長は確かに頼もしいですが防御率は昨年に比べ大きく落として何と12球団最下位。

これでは長いシーズンを戦えません。

我がジャイアンツは・・・

はっきりいって苦しい。

WBC参加の菅野が15勝あげてくれれば何とかクライマックス圏内が見えてくるのですが・・・。

今はそれしか言えません。

 

次にパリーグです。

パリーグは平成25年から3年連続オープン戦防御率1位チームがペナントを制していました。

ところが昨年は1位のホークスが後半失速しオープン戦防御率3.48と必ずしも良くなかったファイターズが大逆転優勝。

同2.74、2.80と差が無かったマーリンズとライオンズが3位4位という結果。

最下位は額面通りのバファローズでした。

ファイターズ優勝は驚きでしたが何と言っても大谷の空前の活躍などもあってチームに勢いがついたと考えられます。

今年は昨年3位のマーリンズが1.46という驚異の数字で優勝も狙える数字。

バファローズが2.04と改善しており上位進出のチャンスです。

毎年投手成績が良いホークスが2.53。

決して悪くはないですが、過去に比べると平凡な数字。

ブレイクした千賀をどのように使うのか興味深く、ペナントの鍵を握る選手と言えるでしょう。

 

今年はWBC参加選手の成績がオープン戦に反映されていませんが、だからと言ってオープン戦チーム防御率の数字の信頼性が乏しいかと言うと決してそうではありません。

この数字は今年の各チームの投手力をけっこう正確に表しているのです。

ではセ・パ順位予想を書かせていただきます。

 

セ・リーグ

1位 カープ

2位 タイガーズ

3位 スワローズ

4位 ジャイアン

5位 ベイスターズ

6位 ドラゴンズ

パ・リーグ

1位 マーリンズ

2位 バファローズ

3位 ホークス

4位 ライオンズ

5位 ファイターズ

6位 イーグルス

 

以上のように決定致しました。

見ていて面白いのは確かに派手な打撃戦でしょう。

ルーズベルトゲームと言われる8対7が最も面白い試合と定義されていのもそれを表しています。

しかしバッテリーが打者の心理を読み、配給の妙で打者を打ち取っていきながら1点を争う締まった試合もこれぞプロ野球と言えるのではないでしょうか。

去年はこの予想以降全くプロ野球の記事を書けませんでした。

今年はジャイアンツについてはコンスタントに投稿していきたいと思っています。