影無茶のスポーツ24/7

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大阪桐蔭・森捕手の注目度

春はセンバツから。

いよいよ選抜高校野球が始まった。

今大会誰が何と言おうと最大の注目は大阪桐蔭だ。

春・夏・春の史上初の3季連続優勝がかかっている事もそうだが、

実の所何よりも注目を浴びているのは主将で昨年からレギュラーの森捕手と言うのは誰もが認める所だ。

これだけ一捕手が注目を浴びる大会も珍しいのではないか。

そもそも高校生捕手がドラフト上位で指名される事がめったにない。

あの梨田、山倉でさえも2位だ。(山倉は入団せず)

1位入団となるとまず思い浮かべるのは谷繁だが、ちょっと調べると中日に在籍した中村もそうだった。

最近では高校生ドラフトが開催されていた時の銀仁朗もそうだ。

しかし森捕手の注目度は確実に梨田、山倉、谷繁級だ。

何と言っても我がジャイアンツが阿部の後継候補の一人として本気で取りにいってるのだから。

もちろんジャイアンツだけではない捕手不足の球団は何が何でも欲しいだろう。

森友哉

昨年夏の選手権後の日米野球で大柄なアメリカ選手にの無茶な走塁で何度もホームからぶっ飛ばされても立ちあがってきた根性の男。

いつもならスピードガン片手にマウンドを注視するスカウトがほとんどだが、今年は趣が違う。

視線はバックネットから一番近い所にいる選手だ。

審判ちょっとそこどいてくれる・・・なんては言えないが、170cmの小柄な男が今大会の主役の一人だ。

大阪桐蔭は出場36校で最後に登場するが、初戦は何と21世紀枠同志の対戦の勝者。

神様は21世紀枠の両チームに1試合戦ったというメリットをプレゼントして最後まで待たされた大阪桐蔭と対戦させる計らいを施した。

それでも圧倒的に優位に立つのは大阪桐蔭だろう。

しかし怖いのは油断。

森は主将としてチームをどう締めてこの戦いに臨むのか。

早くも捕手だけでなくリーダーシップも試される事となる。

気が早いが阿部と森が重なって見える。