オールドファンならご存知かもしれないが、
「三大怪獣地球最大の決戦」でボンドガール若林映子演ずる金星人は
「ラドンが阿蘇山より復活する」と予言し、次のカットで、大勢の観光客が見る前で、風に飛ばされた御夫婦の奥様の帽子を取りに言った男が叫ぶと同時にラドンが登場するシーンがある。
そのシーンは子供心にもドキドキ感とワクワク感をミックスさせた何とも言えない高揚感を味わえた。
わがジャイアンツもついに今日、マツダスタジアムで宮國が復活すると原監督が予言・・・
ならぬ予告先発を申し渡した。
宮國が果たしてどんなピッチングを見せてくれるのか。
ドキドキワクワクの心境だ。
その前に昨日の試合、内海投手が捻挫という事で登板を回避した対カープ11回戦は苦戦が予想されたが、あにはからんやリリーフ陣がつないで見事な完封勝利。
勝利投手はカープから移籍の青木が1年8か月ぶりの勝利投手となった。
丁寧に投げるというとても大切な事を実践する6人の投手たち。
改めて一球一球の大切さを教えてもらった感じだ。
試合後の原監督「彼はリリーフピッチャー」という談話にもあるように、笠原は第7の先発投手でも谷間の先発投手でもなく今後も中継ぎという事が明確になった。
これは原監督の頭の中には6人衆以外の先発投手は考えていないという事なのだろうか。
それとも別の選手を思い描いているのだろうか。
8月は連戦が続き6人以外の投手も当然の如く先発の可能性があると思うがどういう作戦でくるのだろう。
今日のような小刻みなリレーで戦うのか、ある意味奇作かもしれないが、これも一つの勝利の方程式なのかもしれない。
前から書いているが、チームづくりという観点からはジャイアンツとカープが双壁だ。
これほど対戦成績に差が付く事は私から見ると球界七不思議である。
まあ、おかげでジャイアンツも好調を保つ事が出来ている訳なので最後までこの関係性は持続していてほしいのが本音だが。
さあ、いよいよ宮國の1軍復帰。
自分の力を信じられるまで回復しているかどうか。
その答えは6時間足らずで出る。
注目だ。