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ジャイアンツ捕手事情とスワローズ相川、奇跡のタイミング

ここにきてジャイアンツ捕手補強をめぐる動きが目まぐるしいです。

きっかけはフジテレビ・・・ではなくて阿部の1塁コンバートです。

その時点では嶋も炭谷も正式には去就が明らかになっておらず、このコンバートは嶋へのアピールだとか様々な報道がありました。

結果として二人とも残留が決まり、ジャイアンツが本当に彼らがFAすると思っていたとすれば拍子抜けの結果となりました。

まあ、本当のところはわかりませんが、もしFA宣言したならば全力で獲得を目指すが、しなかったらそれはそれで仕方ないねって感じだったように思います。

ジャイアンツは阿部のインサイドワークよりも、比較的楽な1塁を守らせる事による打棒復活を選んだという事でしょう。

じゃあ捕手どうするのって部分は小林にめどが立ったという首脳陣の評価があったんでしょう。

實松、カトケンいるし、小林中心で組み立てて行くけど3人で回せない事はないし、怪我人などが出た場合は河野も・・・って感じだと思います。

そこに突然(ではなかったのかもしれませんが)のスワローズ相川のFA宣言。

相川捕手。

前回のWBCでいいところで打ってた記憶があります。

つい2~3年前まではほぼ全試合スタメンでマスクをつけていました。

最近はどうも不運な感じで故障を繰り返して試合数が激減していますが故障さえなければ立派なスワローズレギュラー捕手だったでしょう。

まあ年を取ったから故障しやすくなるという事はあるんでしょうけども。

今年スワローズで先発マスクは僅か47試合。

しかも終盤はナーブソン専用捕手って感じになってしまったので、新天地を求めて可能性に挑戦する気持ちは強いでしょう。

獲得する場合、Bランクですので人的保障(この言葉何か他に良い言葉ありませんかね)が発生する可能性がありますが、捕手としての実績、経験は捨てがたく、小林が独り立ちするまでのサポートとしてはうってつけだと思います。

嶋獲得なら小林の出番は今年とそう変わらないでしょう。

そういう意味からは小林の出番は確実に増え、経験を活かしてサポートしてくれる相川獲得はジャイアンツにとってベストではないかもしれないけどベターである事は間違いないでしょう。

いろんな意見が飛び交うとは思いますが、ジャイアンツ相川誕生へはこれ以上ないタイミングで事が動いているように見える今日この頃です。