今日は大田でしょう!
確かに村田のホームランも本物でした。
マシソンもいつのまにか防御率が1点台。
山口も唯一打たれているドラゴンズ相手に2試合連続好リリーフ。
澤村もいよいよクローザーが板についてきました。
しかし何と言っても今日の主役は大田でした。
松井の後継を担ってつけた背番号55番。
期待され続けて早や7年。
気が付いたら、守備、走塁要員。
背番号も44に。
本塁突入の何の工夫もない走塁を見た時の失望は忘れられません。
しかし今年はキャンプから一味違う雰囲気。
昨年ドラフト1位指名が自身以来の高校生野手指名だったことでプライドに火がついたのでしょうか。
長嶋終身名誉監督も太鼓判を押すキャンプでの仕上がり。
ついに大田覚醒か!と思われました。
ところが好事魔多し。
オープン戦足の故障で離脱してしまった時は、ああ~今年もダメか・・・と正直思いました。
でも今年はやはり一味違っていたんですね。
2軍戦とは言え14試合で本塁打5本、何より打点17は出場試合数から考えるとかなりの数字です。
1軍登録即4番はジャイアンツ新時代の正に幕開けです。
結果はご存知のように4打数3安打。
4回は1死からヒットで出塁し、復調村田の3ランを誘発しました。
その後の2打席は2塁にヘッドスライディングの連続長打。
走れる大砲。
遅れてきた4番候補はついにその片鱗を見せたのです。
試合もドラゴンズにカード勝ち越しを決める貴重な勝利。
今季初めて単独首位に立ちました。
何度も書くようにこの時期順位は関係ありませんが、大田4番復帰のこの試合に勝利して単独首位に立ったのは彼が「持っている」からにほかなりません。
原監督もこれでしばらくは4番は大田と腹を決めるでしょう。
昨日の記事で4番がいなくなちゃったと書いたところですが1日で解消です。
4月30日は大田にとってもジャイアンツファンにとっても忘れられない日となりそうです。