お久しぶりです。
10月になってブログを更新する時間が取れませんでした。
それでもお気に入り登録している方のブログを出来る限り読ませていただいて、モチベーションは維持出来ています。
今日は久しぶりの投稿。
書きたいテーマはたくさんありますが、今日はセリーグ新人王の行方。
そうです。
この二人による争いであることは衆目の一致するところですが、どちらが選ばれるかを予想するのは大変難しい状況です。
全くタイプの違う二人の打者。
過去にも複数の甲乙つけがたい選手が居て、最優秀新人に選ばれなかった選手が特別表彰を受けたケースは幾度かありますが、今回は過去のどの年よりも悩ましい選択となることと推測します。
まずは二人の主たる成績を以下に記します。
村上 打率.231 36本 96打点 79四死球 5盗塁 得点圏.252 出塁率.332
近本 打率.271 9本 42打点 37四死球 36盗塁 得点圏.230 出塁率.313
若きホームランバッター村上か、オールマイティ近本か。
これは投票する記者さんの考え方によるので結果は予測不能です。
私なんぞがこれを予測するのはおこがましいのですが、プロ野球ファンとして自己表現の場であるブログの場を借りて、ここは思いを書かせていただきます。
結論から書きます。
私は近本を推します。
確かにホームランの魅力は大きい。
19歳、高卒2年目の記録として怪童中西太の打点を上回りホームラン数も並ぶ。
打率こそ規定打席到達打者では最下位でしたが、規定打席に到達するほど使われたことに意義があります。
ホームラン36本、打点96は通常の年なら文句なしの新人王です。
私は近本を推しますが、リアルで選ばれるのは村上でしょう。
このホームラン数と打点は19歳ということを考えると出色です。
では私がなぜ近本を推すのか。
それは何と言っても走攻守バランスの取れたオールマイティの選手であるということ。
出塁率は四死球の数が倍以上多い村上が近本の安打数優位を上回ったということ。
村上がホームランバッターでることの証明ではあります。
その近本の安打数が159。
これがまた、あの、あの、あの 長嶋茂雄氏のセリーグ新人安打記録153を更新する数字。
試合数は違いますが、それをどのように見るかは人それぞれだと思います。
得点圏打率も、村上がランナー2塁での数字が高いのに対し、近本はランナー3塁での数字が高くなっています。
これも5番6番が多い村上と1番2番が多い近本を比較するのは難しい。
数字を比較すればするほど、余計に迷いが生じてきます。
ただ近本はルーキーイヤーでタイトルを取りました。
そう、盗塁王。
これは大きい。
タイトルを取ることの難しさは誰もが知っています。
実力と運とその他諸々条件が全て上手くいかないとタイトルは取れません。
矢野監督の積極野球も追い風になりました。
36盗塁でのタイトル奪取となりましたが失敗も15。
成功率70.6%は盗塁数上位11人では3番目に低い成功率。
しかしこの積極性が矢野野球に欠かせないのは疑い様のない事実です。
結局はどのような選手スタイルが好きか・・・。
今回の様に、どちらが選ばれても納得という場合、もし投票するならば、好みのスタイルで選ぶしかありません。
そういう意味で私は近本を推したいと思います。
※数字はヌルデータ2019を参照させていただきました