競馬を見だして、かれこれ50年以上。
ブログで幾度か書いているが競馬を知るきっかけはタニノムーティエだ。
もちろん馬券を買える年齢ではなかったが、日曜日のテレビ中継を欠かさず見ていた。
馬券を買いだしたのは社会人になってからで最初は名前で買う馬を決めていた。
その後いわゆるケントク買いにハマった時期もあった。
高本方式の全盛期だ。
2~3冊本を買った(今も捨てずに持っている)。
セミナーにも参加したことがある(笑)。
いまとなっては良い思い出だ。
これだけ長く競馬を見ていると記憶に残るレースは数多い。
今回は第3回
1983年優駿牝馬。
オークスだ。
競馬の醍醐味のひとつにゴール前の接戦がある。
数頭が横一線にゴール入線。
掲示板には「写」しか映っていない状況。
今回はそんな状況、横一線で5頭がゴールした1983年オークス。
ダイナカールが優勝したレースだ。
1着ダイナカールから5着レインボーピット迄の着差はハナ・アタマ・ハナ・アタマ。
差し脚鋭くタイアオバとレインボーピット。
外から猛然と追込んでくるジョーキジルクム。
ゴール前興奮のるつぼと化したこのレース。
貼り付け可能なYouTubeからフジ実況版。
レッツゴーターキンの天皇賞もそうだが、ゴール前の接戦に大川アナの絶叫はよく似合う。
ご存知の方も多いと思うが当時オークスとダービーはフルゲート28頭。
外枠に入った馬はたまったものではない。
映像を見ると横一杯に広がる28頭に時代を感じる。
言わずと知れた大種牡馬。
当時社台の馬はダイナの冠がつけられており、親子どんぶり馬券を嫌う私はダイナーダイナの馬連は買わなかったが途中から冠をつけなくなり、一見するだけではわからなくなったので少し困ったことを思い出す。
ダイナカールは引退後、前回投稿したエアグルーブを生む。
ダイナカールのゴール前の勝負強さは見事娘に受け継がれていたのだ。
ダイナカール18戦 5・3・4・6