仕事以外全部趣味
昨年アラン・ドロンが亡くなったの(享年88歳)は記憶に新しい。
ジャン・ポール・ベルモンドと人気を二分していたが、日本では圧倒的にアラン・ドロンがベルモンドを上回っていただろう。
彼は親日家で幾度か来日しているが、忘れられないのは、とあるバラエティ番組で、大勢のドロンファンがスタジオに集まり、ドロンに質問をして、直接ドロンが答えるコーナーのやり取り。
女性ファンが「私はアラン・ドロンが大好きで、飼っている犬のアランという名前を付けているんです・・・」と話し始めた。
するとドロンがその女性を見ながら「ウ~ワンワンワン!」と吠え真似をして、笑ったのだ。
当然スタジオは爆笑の渦。
何てアラン・ドロンはサービス精神旺盛なのだ・・・と感心してさすがスター!と思ったことが忘れられない。
そんなドロンの映画を初めて見たのは「サムライ」。
クールな殺し屋を演じているドロン。
ほとんど台詞は無いが、その表情、しぐさ、歩き方、だけで魅せるのだ。
アラン・ドロンってなんてカッコいいんだと思った。
こんなかっこいい男になりたいとも思った(当然なれなかったが(笑))。
殺しの依頼を受けたドロン。
仕事を遂行するが、思わぬところで姿を見られてしまう。
それから始まるドロンと刑事、依頼人の三すくみの攻防。
確たる証拠はないが、ドロンが犯人と信じて疑わない執念の刑事。
依頼がばれては困る殺しの依頼者。
双方から追いかけられることになったドロンの運命は果して・・・。
1967年公開。
ドロンの妻となるナタリー・ドロンもその美貌を見せてくれている。
当時映画雑誌「ロードショー」の人気投票で常に男女1位に輝いていたのを思い出す。
初見は多分テレビだったと思うが、鮮烈な印象を残してくれた名画だ。