ジャイアンツの誇った先発6人衆。
その中から(実質)2年目の壁にぶち当たった宮國が登録を抹消され、今また澤村がその座を追われそうになっている。
昨日の澤村のピッチングは擁護出来る内容ではなく、何とか最低限の仕事である試合を作る事はできたが次回の先発を保証する出来ではなかった。
そういう事もあってか、笠原を先発に回して澤村を中継ぎに配置転換するという報道があった。
川口コーチは「いつでも行ける準備は出来ている」と話したとの事。
確かに二軍では先発ローテに入っていたので問題ないのかもしれない。
しかし1軍の荒波の中でほんとに先発でやっていけるのか、申し訳ないが心もとない。
彼はクローザーを目指す方が良いと思う。
あの角度ある速球は魅力だし、1イニングなら経験を積めば絶対的クローザーになれるように思う。
じゃあ誰を先発に持ってくるのか。
それは高木京だ。
私は前に高木京も2年目の壁に跳ね返されると書いた。
しかしどうも私の眼がふしあなだったようだ。
ここの所に高木京のピッチングは素晴らしい。
ヤクルト戦で大炎上したがそこから立て直してきたのも精神面のタフさを感じる。
2年目の今年先発転向の話しもあった訳だし今の投球術を見ていると、5イニングなら充分に試合を作れるのではないか。
左が3人となるが、交流戦が終わればバランス的にも問題ないだろう。
澤村にしても宮國の復帰が遅れればやはり先発でという事も当然あるだろう。
現在投手11人体制で戦っているが交流戦が終わって梅雨後半から夏場は12人体制にする事も考えても良いのではないだろうか。
それによって中継ぎ陣を厚めにして疲労を出来るだけ蓄積させずに回していけばフレッシュな投球をし続けられるはずだ。
正直言って、最近の戦い方は何をやっているんだと喝をいれたくなっていた。
戦力的には他球団より整っているのだから、その強みを活かしてワンランク上の強さを見せつけて欲しい。