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ドーピング疑惑のネリ・最終陽性なら裁定はひとつしかない

ようやくパソコン新しいのが来ました!

ネリ選手のドーピング陽性についてですが、二次検査は適正におこなわれているのでしょうか?

牛肉に含まれているなど訳のわからないことが言われていますし、二次検査で結局陰性だったチャンチャンで終わる可能性も半分あると思います。

山中選手にとっては、たまったものではない状況です。

試合に負けてしまったのは事実ですし、今は望まずとも、まな板の上の鯉状態です。

この件に関して先日、陣営は山中が再起して戦うのはネリだけ・・・と自分で自分の進む道を狭くするような発言が飛び出しています。

これは、ちょっと問題のある発言です。

もしネリの二次検査が陽性ならWBCが取るべき措置はただ一つ。

今回の試合はノーコンテスト

すなわち試合不成立ですから基本的に試合は存在しなかった・・・ということになります。

従って、山中のベルトは試合前の状態すなわちWBCバンタム級王者は山中慎介が保持。

これが当たり前だと思います。

タイトルを空位にすることすらおかしい。

ノーコンテストなのですから。

世界がこれだけアンチドーピングに向かっている訳ですから、ボクシング界もその方向に倣うべきです。

さらに言えばネリ選手は少なくとも試合を行うことが禁止されなければいけません。

期間については裁定待ちですが、大甘で最低1年。

すなわち山中陣営が望むネリとの再戦は事実上不可能なのです。

もし、ネリが陽性で上記のような裁定となったとき、山中陣営はどうするのでしょう?

ネリと再戦する道はネリの二次検査が陰性となり試合は成立したときに限られます。

その上、ネリ陣営との交渉が待っています。

ダイレクトリマッチは簡単には出来ません。

そうすると結局1年近く待たなければなりません。

年齢や試合勘を考えるとけっこう難しい・・・。

さらに、試合後のネリのコメントで山中のパンチはかなり効いていたことがわかっています。

果たしてネリが山中との再戦を望むかどうかもわかりません。

どこまで信ぴょう性があるのかわかりませんが、会長はネリに勝っていても引退を決めていたという報道もあります。

これが事実なら、山中選手本人の気持ちが無視されている気がします。

今現在、山中選手自身も再起するならネリとの試合と考えるのは理解できます。

しかし実現するにはかなりのハードルがあると考えます。

ここまで書いてきましたが、まだ私は最終判定が結局陰性になってお咎めなしとなるような気がしてなりません。

逆にそうなれば、山中陣営にとっては唯一無二としている再戦に向けて道が開けたことになるのでしょうが・・・。

ただ、もし二次検査も陽性でチャンピオンベルトが戻ってきた場合は、タイトルの返上などせずに13度目の防衛戦をネリ選手以外と行って、具志堅氏に並ぶ記録をまずは達成してほしい。

心からそれを願っています。