Wカップロシア大会が始まりましたが、終盤にドラマが多い見ごたえある試合の連続ですね。
今大会は確固たる主役が不在という感じで、そこそこ実力があればチャンスがあるということで、伯仲の試合が続いていると言えるのかもしれません。
特にグループステージ初戦は勝ち点3を取って優位に進めたい気持ちが強く、格下と言われる国でもなんとか勝ち点1を目指して、必死で格上国に向かっていくので上位国も油断なりません。
まだ4グループしか初戦を終えておらず、日本代表も登場していませんが、早々にヒートアップしている人も多いと思います。
そんな中、クリスティアーノ・ロナウドのすごさが特別すぎて強烈です。
もちろん能力の高さは衆目の一致するところですが、スペイン戦での彼はあまりにも強烈でした。
月並みな表現ですが他の選手とエンジンが違うって感じで、カウンターからの攻めの速いこと速いこと。
期するところがあるのでしょう。
過去3大会で連続して得点しているものの1点ずつ。
当然彼も満足している訳がありません。
それにしてもほんとすごかったです。
PKも、流れからの得点も、最後のFKも炎のキックでした。
2点目も剛球音速無回転。
キーパー正面って感じでしたが、まるで少林サッカーのような気力が乗り移ったシュートで、蛇に睨まれた何とかって感じになってしまいました。
スペインも立ち上がりは確かに固かったですが、ディエゴ・コスタが力技で同点弾を放ってからは、らしさを見せはじめていましたが、ペースをつかみかけるとロナウドがドカン!
再びコスタが同点弾を放ち、立て続けにナチョが強烈なビューティフルミドルを決めてリードを奪った訳ですから、普通ならスペイン逃げ切りでもおかしくない訳ですが・・・。
あそこでFKを決めるとは。
これぞスーパースター。
ロナウドのすごさが際立った試合でした。
対照的にメッシはPKを外してアイスランドと引き分け。
アイスランドは初出場と言っても予選トップで通過してきた訳で、ユーロから勢いが持続しているようです。
グループDは混沌としてきそうです。
日本が初出場の時も初戦がアルゼンチンでしたが、バティステュータの1点で敗れたのを思い出しました。
あれから20年。
まもなく初戦。
勝ち点3を取りに行きましょう!