満を持して、投入されたホンダPUスペック3!
すこぶる評判が良いですね。
ドライバーのガスリー、ハートレーや、代表フランツ・トスト、チーフエンジニアのジョナサン・エドルズも全てがポジティブな感想を語ってくれました。
フリー走行で性能アップが証明され、今期残るレースへの期待だけでなく来期からのレッドブル・ホンダへの期待も高まりました。
ところが、戦略的措置とはいえ、予選からスペック2に戻すことになり、ちょっとガッカリしていたところに、何と決勝では2台とも僅か4周でリタイア。
このレースでリタイアしたのはトロロッソの2台だけというのはいただけません。
2台ともブレーキに問題発生のようですが、少なくとも前日まで何の問題もなかった訳ですので、ちょっとしたミステリーです。
まあエンジンが問題ではないのが救いです。
それにしても・・・。
ホンダPUのレベルアップを誰が見ても明らかになる時期はいつになるんでしょうね。
まずは結果で見せて欲しい。
今期は残り5戦。
セナ・プロのマクラーレンを見てきた者にとって、ミッドフィールド勢のトップ争いというレベルは正直物足りないことこの上ないです。
しかし今年に関しては、よほどの幸運が訪れない限り表彰台は難しい・・・。
現在コンストラクターズ10チーム中8位というのが現実。
残り全てW入賞は果たして欲しい。
ハートレー、結果出さなきゃあ。
トロロッソは2019年ダニール・クビアトの起用を正式に発表しました。
ところがハートレーに関しては発表が成されていません。
まだ流動的ということです。
一時噂になったダニエル・ティクトゥムは可能性がなくなったようです。
マクラーレンのバンドーンも彼のコメントからトロロッソは100%ないようです。
ここにきて急浮上のパスカル・ウェーレインとハートレーを天秤にかけるということのようですが、まだ大逆転の可能性として、エステバン・オコンの線はないのでしょうか?
メルセデスがオコンを離さない限り実現は難しそうですが、その問題がクリアされないとは限りません。
いずれにしても、ハートレーの崖っぷち状態は変わっていません。
そしていよいよレッドブル・ホンダの誕生。
レッドブル首脳陣のホンダに対する極めて好意的な評価が聞こえてきますが、来期に向けては期待半分、不安半分というのが今現在、私の正直な気持ちです。