【仕事以外全部趣味】
長く暑い夏がようやく終わり、例年になく発生数の多い台風は気になりますが、秋は確実に深まってきました。
身体にも優しい季節になり、秋はスポーツ、食欲と共に読書の秋でもあります。
私は読書が嫌いという訳ではありませんが、持続力に欠けるところが昔からあって、本を読んでも一時的なもので長続きしませんでした。
家には積んどく状態の本がたくさんあります。
昨年までは。
ところがある人から読書の面白さを思い出させてもらい、それ以降今年に入って、仕事や家の事、その他の用事、ブログ投稿の合間を縫って、奇跡的にも本を(主に小説ですが)読み続けています。
といっても上に書いたように時間の隙間を見つけてですので、まだまだ数は知れてますがそれでも今年に入って17作品20冊を読み切りました。
今現在18作品目「利休にたずねよ」を読んでいる最中です。
作者の山本兼一氏はこの小説で直木賞に輝きましたが、受賞当時ミーハーな私は飛びつこうとはした物の、苦手な時代小説ということもあり敬遠してしまったのです。
しかし読む行為にすっかり慣れた今、ついにこの本を手に取ることが出来ました。
読み始めると、面白いですね~。
それぞれの章でひとつの流れがある程度完結し、且つそれが利休を中心に様々な人間模様を描いているので読みごたえがあります。
フィクションの部分に批判的な声も見受けられますが、そもそも歴史小説はある意味フィクションの要素が多いので、これはこれで有りなのかとも思っています。
「利休にたずねよ」の次は何にしようか、その本を探す楽しみがまた格別です。
基本的に私は次に読む1冊だけしか買いません。
それと自分なりのルールを決めています。
それは連続して同じ作者の作品を読まないこと。
必ず前の作者とは違う作者の作品を選び続けています。
昔は同じ作者ばっかり連続して読んでいました。
でもそれはやめておこう・・・と。
今年の18作品で作者がダブっているのは東野圭吾氏ただ一人。
もちろん文章の上手さに舌を巻き、他の作品も読みたいと思わせる作者も多いです。
しかし、今は出来るだけ多くの作者の作品に触れたい。
そういう思いです。
冒頭に書いた、読書の面白さを再認識させてくれた方には感謝です。
これからは、趣味を問われたら、答えの中のひとつに堂々と読書と言えます。
いずれ、この拙ブログでも読書日記を掲載させてもらいたいなあって思っています。
ではまた。