秋競馬は始まったばかり。
以前私はブログ(スポナビ時代含む)であれやこれやと毎週予想を投稿していた。
しかし以前ほど馬券を買わなくなったこともあり、現在は競馬に関しては時折雑感的なことのみ投稿している。
もちろん競馬への興味は全く薄れていないので、他のブロガーさんの競馬に関する投稿は楽しく読ませてもらってるし、時々買う馬券の参考にもさせてもらっている。
そんな折(どんな折・笑)今週と来週で空前の記録が生まれる可能性が出ている。
デアリングタクトの牝馬3冠にコントレイルのクラシック3冠の同時達成だ。
しかも、両馬が勝てばこれが牡馬牝馬無敗3冠同時達成となる。
ここまで、デアリングタクトが4戦4勝、コントレイルが6戦6勝。
クラシック3冠は過去7頭で無敗はシンボリルドルフとディープインパクトの2頭。
牝馬3冠は5頭いるが無敗3冠はいない。
あのアーモンドアイでさえ新馬で2着がある。
牡馬牝馬同年同時3冠達成さえ過去に1度もない。
3冠でさえ困難極まりないのに、今年は牡馬牝馬同時無敗3冠に挑む訳だ。
果たしてそんな大記録が本当に生まれるのか?
昔、まだ若かりし頃、いわゆる高本方式にはまっていたことがある。
ご存知の方も多いと思うが、ケントク買いの王様のようなものだ(笑)
高本方式の法則数あれど(笑)その中のひとつに「2分の1の神話」というのがある。
当時高本公夫氏は、同じシチュエーションは連続して起こらないという仮説を基に馬券戦略を立てるべきと説き、中森明菜のヒット曲「½の神話」を法則のネーミングとして使用した。
これはけっこう馬券戦略の役に立ち、馬券絞り込みの重要な武器になった。
この法則に照らし合わせると、両馬のファンには誠に申し訳ないが、どちらかが敗れるってことになってしまう訳だ。
どちらかは達成し、どちらかは敗れる。
なのでもし私が高本方式崇拝時代(笑)に馬券を買うとしたら、コントレイルは3冠なると仮定して、敗れるのはデアリングタクトと考え、秋華賞はデアリングタクト2着付けで1着に穴馬を持ってきて馬単勝負ってことにしただろう。
(当時は馬単も3連系馬券もなかったが・・・)
今年はコロナ禍で長く無観客での開催が続いた異常な年だった。
もしかしたらこういった例外の年には例外的なことが起こるのかもしれない。
つまり牡馬牝馬同時無敗3冠馬達成!という結果も十分あり得るのかもしれない。
考えれば同時無敗2冠も過去になかったことだ。
2度あることは3度ある!
正直、その方が盛り上がって良いと思う。
しかし、馬券を離れていつも私が願うこと、それは全馬無事でゴール版まで帰ってきて欲しい。
それが一番である。
※ちなみに高本公夫氏は1994年に亡くなられており、今は息子の高本達也氏が父親の意思をついで馬券本を出しているが、私はもうケントク買いはしていない。
様々なこじつけを見つけてはワーワー騒いでいた、今となっては懐かしい思い出だ。