意地と意地のぶつかり合い。
プライドを掛けた戦い。
どちらかが負けてしまうのはもったいない対戦。
よくぞ実現しました!
試合は期待に違わぬベストバウト。
二人ともどこに出しても恥ずかしくないA級の実力者。
木村選手の心意気が田中選手の3階級制覇の道筋をつけました。
これほどの素晴らしい試合が全国放送されない。
テレビ局の姿勢が問われます。
やっとYouTubeで見ることが出来ました。
いきなり1Rから激しいパンチの応酬。
木村選手のブルファイト。
田中選手のスピードあふれるパンチ。
互いに一歩も引かず接近戦での打ち合いが果てしなく続きます。
12ラウンド、ランダムにどの部分を選んでも激しい打ち合いを見ることが出来ます。
どこを切っても金太郎。
どこを見てもスリリングな打ち合い。
年間最高試合賞は確定です。
試合はスプリットデシジョンで田中恒成3階級制覇成る。
木村翔3度目の防衛ならず。
試合後の両者の腫れた顔が激闘を物語っています。
田中恒成は本場に行くべき選手。
木村翔もまだまだ、十分にチャンスはあるでしょう。
これで辞められるはずがありません。
WBO世界フライ級新チャンピオン 田中恒成 12戦12勝(7KO)
木村翔 21戦17勝(10KO)2敗2分