投稿するたびにお久しぶりですとご挨拶しなければならない状態(汗;)
モチベーションは充分保っていますが、思うように時間が取れません。
書く時間があれば先にお気に入り登録している皆さんの記事を読みたいし・・・。
時間を上手く使って読ませていただくこと、書かせていただくことを継続していきたいのでこれからもよろしくお願いいたします。
それと、来年から少し投稿スタイルを変えていきたいと考えています。
スポーツ関連の投稿は続けていきます・・・が、それ以外にも・・・頭の中では明確になっているんですが、整理できたらこの場でお知らせさせていただきます。
2019年スポーツ振り返り F1
今年も早や師走。
スポーツによってはシーズン真っ只中というのもありますし、オフシーズンのもの、季節に関係ないもの、様々ではありますが、この1年を簡単に振り返りながら今後の展望的なものを12月は何本か書かせていただこうかと・・・。
■まずはF1から。
私はスポナビ時代からホンダを応援し続ける記事を、「マクラーレン・ホンダを応援し続ける記事」のタイトルで書き続けてきました。
ホンダにとって(マクラーレンにとって…とも言えますが)悪夢の3年間。
フェルナンド・アロンソの無線による「G2エンジン」発言はその象徴でした。
マクラーレンと決別した2017年。
ホンダはF1と決別しなければならない可能性もありました。
しかし2018年トロロッソと組んで改善を図り、レッドブルがそれを評価。
今年からレッドブル・ホンダが登場することになりました。
期待と不安が交錯する中、始まった今シーズン。
■2チームの結果
まず最初に今シーズンの結果を以下にまとめてみます。
コンストラクターズ 417ポイント 第3位
〇マックス・フェルスタッペン 278ポイント(ファステスト3回)第3位
優勝3回 2位2回 3位4回 4位6回 5位2回 6位以下2回 リタイア2回
〇ピエール・ガスリー(12戦迄) 63ポイント(ファステスト2回)
4位1回 5位1回 6位以下10位迄7回 11位以下2回 リタイア1回
〇アレクサンダー・アルボン(13~21戦) 76ポイント
4位1回 5位4回 6位3回 14位1回
コンストラクターズ 85ポイント 第6位
〇ダニール・クビアト 37ポイント 第13位
3位1回 7位~10位9回 11位以下8回 リタイア3回
〇アレクサンダー・アルボン(12戦迄) 16ポイント
6位1回 7位~10位4回 11位以下6回 リタイア1回
〇ピエール・ガスリー(13~21戦) 32ポイント
2位1回 7位~10位4回 11位以下4回
■前半戦:期待と失望がジェットコースターのように
開幕戦でフェルスタッペンが3位表彰台。
上々のスタートで期待が膨らみましたがその後しばらくは、やや物足りない成績。
レッドブルはフェルスタッペンが孤軍奮闘。
精彩を欠くガスリーにはドライバー交代の噂が立ちました。
閉塞感が漂ってくる状態で行われたオーストリアGP。
ここで起死回生、ホンダ13年ぶり優勝がフェルスタッペンによりもたらされました。
続くイギリスでも戦闘力の高さを証明。
激しいバトルが繰り広げられ、久しぶりに心底面白いと言えるレースでした。
勢いは本物で、ドイツでは1位、3位とダブル表彰台。
トロロッソのクビアトが嬉しい表彰台。
前半戦最後のハンガリーでは2着に敗れた物のハミルトンと好勝負。
この頃の勢いは後半戦のレッドブル更なる飛躍を予感させるものでした。
ここで飛び込んできたのがピエール・ガスリーのトロロッソ降格、アレクサンダー・アルボンのレッドブル昇格という驚きのニュース。
序盤から噂が絶えませんでしたが、この段階での決断には驚きました。
ガスリーはバルセロナのプレシーズンテストで2度クラッシュ。
レッドブルはデータ収集が出来なかっただけでなく部品不足にも見舞われました。
ガスリー不調の種はここにあったと思われます。
■後半戦:終わりよければ全てよし
期待を持って迎えた後半戦。
意に反して目の当たりにしたのはフェラーリの圧倒的な速さ。
夏休み明けから6戦連続でポールを獲得。
前半戦は1勝も出来なかったのに3連勝。
この頃シャルル・ルクレールが飛ぶ鳥を落とす勢い。
才能が爆発しましたね。
しかし、このことがセバスチャン・ベッテルとの確執を生むことになります。
本人たちは否定していますけどね。
フェラーリの対応も稚拙でした。
その後再びメルセデスが強さを発揮して3連勝。
期待のレッドブルは精彩を欠きトップ2から離された位置に甘んずるしかありません。
その頃は、残り3戦、少しでも来季につながる内容を見せてくれればと、後半戦開始前に比べて期待はしぼんでいたのが正直なところでした。
ところがやたら速かったフェラーリのPUに不正行為の疑い。
事の真相は不明ですが、これ以降の3戦は明らかに精彩を欠いたのは事実。
そんな中、レッドブルが再び息を吹き返し、フェルスタッペンは最後の3戦を3位、1位、2位と見事なフィニッシュ。
前半戦精彩を欠いたガスリーがブラジルでハミルトンの猛追を防いで価値ある2位。
フェルスタッペンは昨年のブラジルGPの無念を晴らす勝利。
ホンダとしても天国のアイルトン・セナに捧げる勝利となりました。
最終戦もフェルスタッペンは2位フィニッシュ。
最高速度はメルセデス、フェラーリを凌ぐスピードを叩きだしました。
終わり良ければ全て良し。
来季に期待を持たせてくれるに十分な内容でシーズンを終えることが出来ました。
振り返れば、今年は常に私の期待と現実にギャップがありました。
期待すれば落胆させられ、落胆していると希望を見せてくれる。
そんなシーズンでしたね。
■外野の声
こんなレッドブルの今年の成績に対しては様々な声が上がっています。
上位2チーム、メルセデスとフェラーリは来季のレッドブルを脅威と感じているようなコメントが目立ちます。
これに対しレッドブルと決別したルノーやドライバーからの評価は総じて低い。
さらにはベテランドライバーやOBからも厳しい見方が優勢な様子。
全ての声を額面通りに受け取る必要はなく、報道も書き方によって、読み手が誘導されるような場合もあり・・・本心が伝わっていない可能性もあります。
チーム内部、即ちレッドブル陣営からはポジティブな声しか聞こえてきません。
フェルスタッペンも最後までホンダをリスペクトし続けてくれました。
首脳陣も同様。
ホンダとレッドブル、トロロッソ、更にはドライバーの関係も良好なのがコメントからもわかります。
これが最も大切なことです。
■そして来年2020
フェルスタッペン史上最年少ドライバーズチャンピオン最後の挑戦となる来年。
2020年にーまるにーまるのシーズンはどんな展開になるのか。
少し予想してみます。
レギュレーションには大きな変更はなく、今年の延長線上でレースが行われます。
タイヤも今年と同じ物が継続して使われます。
従って、PUも今年の進化系となります。
シャシーも同様。
加えてドライバーもほとんど変更がありません。
これはどういうことかと言えば、年は変わるが2020シーズンは2019年シーズンの続編ということ。
単純に考えれば、今年強かったメルセデスは来年も間違いなく強い。
今年速かったフェラーリですが、不正が本当になければ来年も当然早い。
レッドブルは確かにシーズン終盤に速さを見せてくれましたが、頭一つ抜けたかと言えば今年1年の流れを見てもわかるとおり断定は出来ません。
出来るはずもない。
何しろ秒進分歩の世界ですから。
2020年のレッドブル最大の目的はマックス・フェルスタッペンの史上最年少ワールドチャンピオン。
コンストラクターズを他チームに譲っても、フェルスタッペンのワールドチャンピオンだけは何が何でも譲れない。
そういうことでしょう。
そういう意味ではチームメイトがアルボンなのは最高のパートナーだと思います。
フェラーリはルクレールとベッテルの確執が表面化するでしょう。
今年のチームの様子を見ると、二人のドライバーを制御するのは難しそうです。
やはり最大の壁はハミルトン。
フェルスタッペンとハミルトンの一騎打ちになるでしょう。
まずは来年2月に行われる恒例のバルセロナテスト。
ここでのパフォーマンスである程度チーム間の優劣が見えてきます。
開幕から常に優勝を争えるマシンに仕上がっているかどうか。
そこに大注目。
今からワクワクドキドキが止まりません。
これからも応援し続ける記事を書き続けて参ります。