12月も押し詰まってきた。
またまた投稿がご無沙汰になってしまったが、2020年もあと僅かということもあり、各スポーツごとに私的思いを綴って今年を締めていきたい。
その前に・・・。
先週水曜日、12月になって全然投稿出来てないなあ~と思いつつ、拙ブログのアクセス解析のページを見て驚いた。
そこには、はてなブログを始めて以来見たことのない数字が表示されていたのだ。
一瞬、(。´・ω・)ん?っとなった後、何だこれは!と我に返った次第。
実はスポーツと何の関係もない「相棒」の事を書いた記事がバズったのだ。
まあバズったと言ってもそれは私的にということで、たいした数字ではないが、それでも嬉しい物は嬉しい。
必ずしもアクセス数を第一義としている訳ではないが、そりゃあ読まれないより読んでいただける方が嬉しい。
ただ、おかげでアクセス数のグラフが、縦軸の数値が変わったために、それまでの度数がまるで押しボタンのようになってしまったのはご愛敬か(笑)
そんなモチベーションを高めてくれることがあって、その喜びを記録として残しておきたく、長々とここに書いてしまったことをお許しいただきたい。
本文に戻る。
今年のスポーツ界をジャンル別に振返り、私的思いを書かせていただく最初はF1だ。
2020年のスポーツ界を語るにあたり避けて通れないのはコロナだ。
ほとんど全てのスポーツが大きな影響を受けた。
オリンピックが延期になったのは最たる物だが、来年も予断を許さないのが現実だ。
その中でF1は開幕こそ大幅に遅れたが、7月5日に初戦を開催以降、全部で17戦を消化した。
コロナ禍の影響が大きく、被害も甚大な欧州での開催がメーンとなるF1。
よくぞ17戦も開催出来た物だ。
まずはその努力に敬意を表さなければならないだろう。
ただ、選手権としては正直面白くなかった。
期待のホンダ勢がメルセデスに歯が立たなかったことが悔しすぎる。
マックス・フェルスタッペンの史上最年少チャンピオンがかかった今年。
昨年の流れからその可能性は決して低いものではなかったはずだ。
バルセロナテストでも期待の持てる結果。
しかし・・・。
コロナ禍により開催キャンセルが続出し開幕のめどが立たない状態に陥る。
そんな状況の中、早々に来季のドライバー移籍が正式に決まったりして、開幕もしていないのにストーブリーグの様相を呈してしまった。
セバスチャン・ベッテルのフェラーリ離脱、その後任にカルロス・サインツが決まり、ダニエル・リカルドはルノーに見切りをつけマクラーレンへの移籍が発表される。
結局リカルドの後にはフェルナンド・アロンソが復帰してくることになるのだが、正直こんな状態でチームとして上手くやっていけるのか疑念を抱いてしまった。
実際シーズンが始まってみると、ベッテルの移籍問題とは関係なしにフェラーリが遅かったことには驚いたが・・・。
昨シーズンあれほどセンセーショナルなフェラーリデビューを飾ったシャルル・ルクレールも今シーズンは全く目立たなかった。
どこがどうなったら、あれほどマシンの戦闘力が落ちてしまうのか。
それほどまでにF1のマシンはデリケートな物なのだろうということは想像がつくが。
いずれにしてもコンストラクターズでフェラーリ6位は衝撃的な結果だ。
別の意味で衝撃だったのはメルセデスの強さ。
フェルスタッペンの史上最年少チャンピオンを夢みてレッドブル・ホンダを応援したが、その夢は正直言って2戦目で潰えてしまった。
どうしようもなくメルセデスは強かった。
レッドブル・ホンダは多くの問題を抱えていた。
開幕2戦でメルセデスとの差は昨年より開いていることを思い知らされた。
とは言うものの、フェルスタッペンの最終成績は2勝、2着6回、3着3回と11回の表彰台確保。
完走レースで表彰台に上がれなかったのは1回だけと形を作った。
無論、ファンも本人も満足できる成績ではなかったが、フェルスタッペンは類稀なる才能を持ったドライバーであることを改めて認識できた。
それだけに何としても史上最年少チャンピオンを取って欲しかった。
よく父親のヨス・フェルスタッペンが黙っていたものだと思う。
しかし何と言っても今年最大の衝撃はホンダのF1撤退のニュース。
コロナ禍によりレース自体の開催も危ぶまれてはいたし、自動車産業が受けた損失は、その予感を感じさせるものではあった。
でも実際に撤退のニュースを聞いた時のショックは半端なかった。
発表当時は怒りさえも覚えたものだ。
このニュースが流れて以降、そうでなくても今シーズンの興味を失いかけていた私は、F1の記事を投稿する意欲を失い、以後レース結果については全く投稿出来なかった。
それでも最終戦でフェルスタッペンが優勝を飾り、その出来事は来季のホンダ最終年に対して再び私の心に種火をつけてくれた。
そうだ最後の年はしっかりホンダを応援しよう!・・・と。
ホンダ勢2チームの来季ドライバーは大きく変わる。
マックス・フェルスタッペンのパートナーにはセルジオ・ペレスが着任。
今季初優勝を飾りドライバーズポイントも4位。
レッドブル育成ドライバー以外での起用は期待の表れ。
戦略的に大きなプラスとなる補強だ。
アレクサンダー・アルボンは残念ながら期待に応えることが出来なかった。
しかし来季もテスト兼リザーブドライバーとしてレッドブルに残る。
アルボンはまだ24歳。
まだまだチャンスはあるし頑張って欲しい。
アルファタウリ・ホンダは7年ぶりの日本人F1参戦となる角田裕毅が加わり、今季初優勝を成し遂げ、速さも見せてくれたピエール・ガスリーとタッグを組む。
角田は弱冠二十歳。
レッドブル育成ドライバーでもあり、評価は高い。
アルファタウリのチーム力や、その他様々なファクターから考えると過度な期待を持つべきではないが、ミッドフィールダー争いの中でキラリと光る物を見せて欲しい。
ガスリーはレッドブル復帰が成らなかった。
シーズン中には他チームへの移籍がガスリーのために良いとされたが、残留。
当然本人も納得しての残留だろう。
レッドブルでの挫折は彼にとって辛い出来事だったが、気持ちを立て直し今シーズンは飛躍を遂げた。
彼も依然として将来のドライバーズチャンピオン候補である。
若い二人がアルファタウリの力を引き出してくれる気がする。
ダニール・クビアトは残念ながらシートを失うことになった。
レッドブルとは二度目のお別れ。
最高位は3位。
まだ26歳と若い。
カテゴリーは他にもある。
クビアトの将来に幸あれ。
コロナ禍が落ち着き、来年のF1サーカスが予定通り開催されることを望む。