影無茶のスポーツ24/7

スポーツ好き熟年おやじのブログ

2020年【私的】スポーツ界振り返り 大相撲 今年も白鵬、鶴竜の壁を破れず

今年のスポーツ界をジャンル別に振り返り、私的思いを書かせていただく2回目。

今回は大相撲。

大相撲も例にもれずコロナの影響を強く受けた。

春場所が無観客、夏場所は中止、名古屋、九州場所は両国開催となった。

力士や親方にも感染者が出て、三段目の勝武士が28歳の若さで命を落とす悲劇も起こってしまった。

 

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それでも感染防止対策を施しながら徐々に観客数を増やし、年間5場所開催出来たのは協会や力士会の努力の賜物で、心労は大変なものだったことは容易に想像がつく。

年間最多勝大関貴景勝で51勝(5場所)次点が大関正代の48勝。

横綱白鵬24勝、鶴竜13勝と寂しい数字。

白鵬は5場所中2場所全休、2場所途中休場。

鶴竜も5場所中2場所全休、2場所途中休場。

しかしフルに出場した場所で白鵬は優勝、鶴竜も準優勝。

休場明けの場所で両横綱は必ず好成績を残す。

休場が多い両横綱への批判は多いが、晩年の横綱は今までも良く休む。

そういう状態になって出場した場合、普通は序盤で負けて引退表明が普通の流れ。

ところがこの二人はそうならないので、当然引退とはならないのである。

ここ数年はこの繰り返しで、今年も結局二人に引導を渡す力士は現れなかった。

 

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しかし来年はいよいよ世代交代が成りそうだ。

鶴竜帰化が認められたのがひとつの理由。

満身創痍の鶴竜は親方の道が開けたことで現役に固執する必要がなくなった。

初場所は勝負師としてのモチベーションを保てないだろう。

白鵬も既に騙し騙し相撲を取っている状態だ。

もしオリンピックが中止になれば一気に気持ちが折れてしまうと考えられる。

令和3年はズバリ、ネクス横綱を誰が射止めるかの競争だ。

では誰が綱取りを成し遂げるのか。

 

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今年、優勝力士は5場所とも異なった。

しかも平幕優勝が2回もあった(しかも共に幕尻)

この内一人は7月場所の照ノ富士

年間最多勝は幕内成績が対象なので貴景勝が獲得したが、照ノ富士は初・春が十両で13勝、10勝を挙げており、それを合わせると年間57勝となる。

もちろん比較対象にはならないが、もっとも勝ち星をあげたのは照ノ富士ということは覚えておかなければならない。

照ノ富士は、とにもかくにも膝がどこまで持ってくれるのか。

膝さえまともなら今角界で一番強いのは照ノ富士だ。

横綱になるのが先か、膝が壊れるのが先か・・・。

大関は朝乃山と正代の二人。

共に綱も狙える大関だが、11月場所で双方休場し初場所はカド番。

なんだよそれは・・・って思った。

 

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よもや負越すことはないと思うが、朝乃山は綱取りが振出しに戻ってしまった。

綱取りレースで頭ひとつ抜けていたが、7月場所で照ノ富士に敗れて歯車が狂った。

もし朝乃山が横綱になれなかったとしたら、この一番がターニングポイントだったと言われるだろう。

正代も大関になったとたんに弱気の虫が顔を出してしまった。

どっしり構えれば良い物をなぜあんなにバタバタとしてしまうのか。

挙句の果てに途中休場。

いきなりのカド番だ。

もう一人の大関貴景勝が1年納めの場所で優勝して初場所は綱取り場所。

11月場所は横綱大関との対戦がなかった。

初場所は全ての横綱大関、さらには照ノ富士や対戦成績五分の復活高安とも当たる。

綱取りの壁は高いが千載一遇のチャンスだ。

そう何度も何度も綱取りのチャンスは巡ってこない。

一気に壁を乗り越えて綱取りを果さなければならない。

貴景勝は怪我をした時に無理をせず休場して回復に努めた。

それが良い結果につながっていることは間違いない。

多くの力士は無理をして出場し状態を悪化させ、力を発揮出来なくなる。

本当にもったいないことだ。

様々な意見はあるだろうが、公傷制度の復活は検討されるべきだ。

 

長く続いた白鵬時代。

その白鵬も35歳。

さすがにピーク年齢は過ぎている。

世代交代の波はいくつか押し寄せたがことごとく白鵬は壁となり綱を張り続けた。

しかし来年は世代交代という大きな潮流を目の当たりにすることが出来るのか。

初場所が無事に開催され、新しい息吹を感じる場所になって欲しい。

 

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