大相撲夏場所の番付が発表された。
現時点で開催の有無が未確定だが、番付は先場所の成績で決まるので、中止となっても新番付を記録として残すことには意義があるので発表自体は全然かまわない。
中止になれば、名古屋場所もこのまま番付がスライドされるだけだ。
朝乃山が大関に昇進。
初優勝後も安定した成績を残しここまでは順調だ。
連敗癖は少々気になるが、怪我をしない限り横綱昇進は確実である。
それより今問題なのは夏場所が開催されるかどうか。
普通ならすでに中止のアナウンスが出ててもおかしくないが、そこは日本相撲協会。
開催の可能性を探っているようだ。
元々観客を入れての開催はあきらめているだろう。
が、無観客だからといって簡単に開催が出来る訳では当然・・・ない。
現時点で新型コロナに7人もの力士、親方が感染している。
普通ならその時点で中止の発表があってもおかしくないが、そこは日本相撲協会。
広報部長で元スイーツ横綱大乃国の芝田山親方のコメントを見てもわかるが開催をあきらめていない。
しかし現実は無観客開催となった春場所より状況は悪くなっている。
感染リスクが高まるので稽古も出来ていない。
そんな状態で場所を開催しても、怪我する可能性が高まるし、何よりハイレベルな取組が望めない。
最近の調査で、無症状感染者どころか発症に気づかず治っている人も多く存在していることが証明されつつある。
場所が行われたとしても、いつ力士の中で表立った感染者が出るか予断を許さない。
声高に中止を願うものではないけれど、開催する場合は以下の条件は必要だろう。
〇無観客
〇本場所中に力士、行司、その他部屋関係者から感染者が出たら場所は中止。
(春場所もこの条件で開催されていた)
〇解説者はアナウンサーと同じブースに入らず、別室もしくは自宅からモニター出演。
〇土俵入りは横綱土俵入りのみ。
〇表彰式も簡素化。
〇力士を含む関係者は国技館と部屋の往復のみで寄り道をしない。
う~ん・・・、ここまで書いてきたが、支度部屋、風呂、その他衛生管理・・・。
3密の回避は難しいなあ~。
リスク高いわ。
これほんとに出来るの?
あんまり中止中止と書きたくはないけれど、これはちょっと難しいかな~。