コロナウィルスの世界的流行によりスポーツイベントの中止、延期が相次いでいる。
そんな中、無観客とは言え大相撲は何とか15日間の場所を終えることが出来た。
途中千代丸が発熱して心配されたが、幸いコロナ感染ではなかった。
力士に感染者が出たら場所は即中止と決まってたので協会は真っ青になっただろう。
何より千代丸自身、気が気でなかっただろうし陰性とわかって安堵したと思う。
復帰後2番勝星を積み重ね幕内に残れそうだ。
それにしても観客の居ないスポーツは駄目だね。
あたりまえと言えばあたりまえだが高揚感が全く感じられない。
各スポーツの無観客試合を見て、観客の重要性を改めて認識出来た。
勝負が決まった瞬間の歓声が全く聞こえないことの違和感は凄い。
まるで音のない世界に放り込まれたかのようだ。
優勝は白鵬。
何と44回目の優勝。
取り口や所作など相変わらず批判にさらされているが、私はそこまで言われる筋合いはないと思っている。
休場が多くなるのはやむを得ない。
過去にも休場を繰り返した横綱は多い。
横綱になった時点でピークを過ぎてしまった力士もそこそこ居る。
そんな中、休場明けにきっちり結果を出してくる白鵬は凄い。
休場明けで成績が振るわなければ引退だ。
いつまでたっても白鵬に引導を渡す力士がでてこないことが大きな問題だ。
そんな中、とうとう期待の朝乃山が大関に到達した。
怪我さえしなければ間違いなく横綱になるだろう。
あと何人か朝乃山に続いて欲しいが、今場所その可能性を秘めた力士を見つけた。
それは今場所前頭8枚目で9勝6敗と勝ち越した霧馬山。
まだ23歳。
もう少し体重が欲しいが新たに出てきたスター候補だ。
以前ここで横綱候補として挙げた4力士。
貴景勝、御嶽海、朝乃山、友風。
朝乃山が頭ひとつリードしたがこの勢いのまま横綱まで上り詰めて欲しい。
夏場所が無事に開催されることを願う。