30日の東京の感染者数は13人。
最近4~5日の数字に比べてえらく少ない印象。
そんなことはないのだろうが、非常事態宣言を出したくない為に数字を調整して発表しているのではと勘繰りたくなる。
というのも、各方面から非常事態宣言を出すべきという声が日増しに高まる中、安倍総理は、瀬戸際ではあるが今はまだ出す時期ではない・・・とこの期に及んでまだそんな悠長なことを言っているのだ。
えっ!?いったい何のために法整備を行って非常事態宣言を出せるようにしたのだ。
今出さなければいつ出すの!と私は思う。
ここまで来て相変わらず曖昧な言葉でしか国民に伝えることが出来ないなんて。
はっきりわかった。
安倍首相は責任を背負う覚悟がないのだ。
そんな中、今日何とも悲しい出来事が飛び込んできた。
志村けん氏の訃報。
しかし皮肉なことに、これがあらゆる年代の人々に注意喚起を促すことになった。
あれだけ外出自粛の要請が出ていたのに我関せずという人が多かったのに、志村けん氏の死が今回の一連の流れでもっともコロナウィルスの怖さを世間に知らしめたのだ。
報道では若者ばかりが自粛要請に従わず出歩いている印象だがそんなことはない。
いい年をした人も、私には関係ないと好き勝手な行動をしている人は多い。
若者でも要請に従っている人はもちろんたくさん居る。
逆に年寄りで何も考えずに自分勝手な行動を取る人もたくさん居る。
この人たちはおそらくニュースも新聞も見ていないのだ。
テレビに出てる若いタレントが、この2~3日で事の重大さを初めて知ったと堂々と言ってのける者が居た。
驚きを通り越してあきれてしまった。
ほんとうに何も知らないのだ。
これは伝え方が悪いに違いない。
今の若者は納得すれば動く。
ユーチューバーのHIKAKINが積極的に発信し始めた。
EXILE系もだ。
首相が適切なタイミングで非常事態宣言を出す気がないことがわかった今、若者が崇拝しているような著名人にお願いして積極的に外出自粛を発信してもらうしかない。
東京が、大阪が、日本が10日後にニューヨークのようになってしまうのかどうか。
この1両日で運命が決まると言っても過言ではない。
未知との遭遇と認識して行動すべきだ。