それは突然の発表でした。
高橋監督辞任。
ついにこの日がやってきたか・・・というのが率直な気持ち。
いろんな声があるでしょうが、プロは結果を出してこそ。
3年連続Ⅴ逸で今季は勝率5割にも届かないことが確定。
続投要請の記事が出た9月13日以降でも5勝7敗1分。
相変わらずパッションが感じられません。
高橋由伸の監督としての物足りなさは過去に幾度も記したので繰り返しません。
世間では監督就任の経緯や、補強、チーム作りの失敗、選手の故障など高橋監督にとって気の毒な面が多いとする擁護の声も多いですが、そういったことを言っても本人にとっては何の慰めにもなりません。
そういった気の毒な部分はジャイアンツファンなら大多数が認めてますよ。
私ももちろん心の中では思っています。
思っていますが、どうなるものでもありません。
チーム成績が悪ければベンチが責任を取るしかありません。
ここまでカープに独走を許すほど戦力に差は無いと思っています。
チームとしてのモチベーションの差が大きかったことが完敗の原因です。
それはやはりベンチに問題があったとしか思えません。
コーチ陣も含めて大きく顔ぶれを変えないといけません。
来季からは原辰徳氏が監督復帰とのこと。
本人も否定していませんので、間違いないでしょう。
3度目は初ですが、異なる球団で何度も監督する大御所もいますので、ジャイアンツ愛を謳う原氏ですから、3度目のジャイアンツ監督も奇異なことではありません。
原氏がやるべきことは、高橋監督が育てた若手をレギュラーに定着させ、他の選手のレベルアップを果たし優勝争いに加わること。
補強は当然必要ですが、基本は現有戦力中心に戦って欲しいです。
それと次期監督候補を育てること。
この両方が求められます。
次期監督候補と言えば松井秀喜氏の名が必ず出ますし待望論もありますが、私は松井監督実現の可能性は来期コーチ陣に加わること。
それが成されなければ将来的に可能性はゼロに近いと思います。
そういう意味でジャイアンツは何としても松井氏入閣に向けて動かないといけません。
ここからは私の勝手な願いですが、ジャイアンツが本気で高橋監督にリベンジの場を与える気があるならば、彼に来年からヘッドコーチをさせて原監督の下で改めて監督業を勉強する場を与えて欲しいです。
原監督の次に監督カムバックし、その時点でヘッドコーチに松井氏を招き、阿部にもコーチを経験させる。
松井氏も高橋監督なら入閣要請を受けるような気がします。
たらればの話ですが、高橋監督留任だった場合、来季松井ヘッドの可能性があると思っていました。
いずれにしても、その流れの中で、原、高橋(再)、松井、阿部と継承すれば・・・もう夢ですけど、多くのジャイアンツファンが納得ではないでしょうか。
まあ、現実的には監督降りてコーチというのは難しいでしょうが・・・。
最後願望を書かせていただきましたが、果たしてコーチ陣には誰が名を連ねるのか。
ドラフト以上に興味があります。