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エンゼルス 大谷将平14号3ラン15号3ラン 犠飛含め自己最多1試合8打点

昨年の活躍があまりにもセンセーションだった大谷翔平

今年も当然大きな期待を持ってシーズンを迎えた訳だが今一つ調子に乗れない印象。

個人的には昨年のオールスターのホームラン競争が調子落ちのきっかけと思っているが、どうやら今日の2本塁打でこんどこそ本当に調子は上向くだろう。

映像を見る限り14号も15号もスムーズにバットが出ており力みが感じられない。

それでいて打球の速度も速く飛距離も申し分ない。

エンゼルスはマドン監督が更迭されて、来シーズン大谷の契約がどうなるのか。

おそらくシーズンオフの最大の話題になるだろうが、好条件を勝ち取るためにも、後半戦の活躍は必須だ。

出足好調だったエンゼルスだが悪夢の14連敗を喫してしまう。

現在アメリカン・リーグ西地区2位。

今年は例年と違いポストシーズンに出場できるチームが多い。

出場出来るのは地区優勝3チームと優勝チーム以外の12チームで勝率の高い順番に3チームの合計6チームとなる。

各地区2位の3球団ではなく勝率の上位3球団というところがみそだが、2012年以降の方式では5球団だったのでチャンスは増えたことになる。

6月21日現在エンゼルスは33勝37敗で勝率.471は首位3チーム以外で6番目。

現時点では苦しいが、まだ試合数は半分も消化しておらず開幕の好調さを取り戻せば、エンゼルスとしてもあきらめる状況にはない。

そのためにも投打で大谷の活躍が求められる訳で、今日のいい感じで打てたホームランは、打棒復活の狼煙に思えるのだ。

昨年は投の方で1勝足りずに出来なかった二桁勝利二桁ホームランだが、今年はその達成がエンゼルスポストシーズン進出には最低条件となるだろう。

 

余談だが、現地の実況アナウンサーが大谷のホームラン時に「オオタニサーン!」や「スゴイ!」とか「ドコカニイッテハヲミガク」とか「キュンデース」など日本語で叫ぶのがひとつの話題だが、今回の「イッテラッシャーイ!」は関西ローカルで朝に放送されている「おはよう朝日です」のMCアナとタレントのたむけんが現地に行ってアナウンサーにお願いした文言で、早速披露してくれたという訳だ。

番組では、天気予報や、番組最後などに「今日も元気でいってらっしゃい!」とカメラに向かって呼びかけるのだが、その一部の実況をお願いしたところ引き受けてくれたそうだ。

ホームランの打球に向かって放つ言葉としてもなかなかマッチしているとは思う。

明日以降の大谷の投打の活躍に期待が高まる。


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