先週の話題は門脇に尽きると言って過言でない。
守備であれだけ魅せる選手はそうはいない。
パッと思いつくのは広島の菊池、キヤノン砲甲斐、イチローは別格。
取ってからの送球が正確でしかも強肩。
守備だけでゼニがとれる選手の登場だ。
先週の巨人(3勝2敗 今季通算16勝20敗)
スコア
5月9日 対DeNA 9対2 ○
5月11日 対DeNA 4対1 ○
5月12日 対広島 4対9 ●
5月13日 対広島 5対4 ○
5月14日 対広島 2対7 ●
打撃成績上位(5打数以上)
ウォーカー 8打数4安打 打点4 .500 .333
丸 21打数9安打 打点3 .429 .235
秋広 14打数5安打 打点1 .357 .333
大城 22打数7安打 打点3 .318 .300
岡本 18打数5安打 打点4 .278 .304
週間チーム打率 189打数53安打 .280 .248
※赤字は今季通算打率
投手成績
5月09日 先:戸郷 9回0/0 自責1 防2.40 今季チーム初完投
5月11日 先:山崎 6回1/3 自責1 防4.98 救:2回2/3 自責0
5月12日 先:横川 6回0/0 自責1 防3.07 救:4回0/0 自責8
5月13日 先:グリフィン7回0/0 自責1 防2.63 救:5回0/0 自責3
5月14日 先:赤星 6回2/3 自責4 防5.13 救:2回1/3 自責2
週間先発防御率 35回0/0 自責 8 防2.06 3.79
週間救援陣防御率 14回0/0 自責13 防8.36 4.89
週間投手陣防御率 49回0/0 自責21 防3.86 4.20
※赤字は今季通算防御率
感想
先週は今季初と言って良いほどに先発投手が踏ん張った。
特に戸郷が32試合目にしてチーム初の完投勝利。
143球を投じての完投は正にアッパレ!である。
戸郷に続き山崎も好投で首位DeNAに連勝とここまでは良かったが今年の巨人はどうしても波に乗れない。
広島戦で2試合続けて勝ちパターンで大勢がリリーフ失敗というまさかの出来事。
13日こそ最後の最後に執念を見せて逆転で勝利を手繰り寄せたが本当なら4勝1敗で終えられた先週の巨人だった。
それでも冒頭に書いたルーキー門脇の再三再四に渡るファインプレーは間違いなく巨人のピンチを救ったし、チームも観客も大いに盛り上がった。
体制を崩して捕球したのち、すぐにベースへの正確な矢のような送球でアウトにする技術は見ていて興奮を隠しきれない。
今週後半には中田が早くも戦列に復帰するようだが、岡本がサードに戻ることで門脇の出番が少なくなるのが実に惜しい。
全体的に見れば丸、坂本に当たりが戻っており、秋広も完全にポジションを取れる実力がついていることがわかった。
残る外野のポジションは、ウォーカーが出番は少ない物の打撃に関してはセンスがあり、劇的な場面で打つ物のポカも同じくらいに多いブリンソンとの二人でしばらくは併用とするのがベストかと思う。
リズムに乗れていない物の明るい兆しが見えてきたのも間違いなく、幸い上位が再び混戦模様になってきて思ったほど差がついていない。
もちろん現状ではまだ問題が多いが、リズムを掴んでまずは5割に戻して欲しい。
今週は再びBクラスに甘んじるヤクルトと中日と5試合。
今週こそ最低でも4勝1敗で乗り切って下位3チームの団子から抜け出して欲しい。
■36試合消化時点チームの数字
順位 16勝20敗 5位
防御率 4.20 6位
打率 .248 3位(広島と同率)
失策 15 2位
盗塁 8個 5位
本塁打 40本 1位
得点 133 1位(阪神と同数)
失点 157 6位