ここにメジャーリーグについて書くのはいつ以来か。
ふりかえると、昨年11月に1本、その前は2022年6月まで遡る。
その前になると何と2019年10月。
ワシントン・ナショナルズとヒューストン・アストロズのワールドシリーズ3勝3敗で迎えた最終戦について書いていた。
それを入れて、はてなに変わる前のスポーツナビ時代を含めて投稿は8本のみ。
何が言いたいかと言うと、同じ事を思っている人は多いと思うが(何か変な日本語)。
実況中継を見るには問題ないが、ニュースやワイドショーでは大谷選手の活躍だけがピックアップされて、肝心な試合の中身の報道が薄すぎるのだ。
いや、それは違うでしょ・・・と。
私は関西に住んでいるが、朝のローカルワイドショーでも阪神選手の活躍だけを切り取って放映しアナウンサーが叫び、負けた場合は最後に結果だけ1秒ほど伝えるだけ。
これがスポーツニュースと言えるのか。
大谷のエンゼルス時代「なおエ」という言葉が流行ったが、まあそういうことだ。
もちろん大谷の凄さ、偉大さ、常識はずれの活躍は当然のことながら凄いと思うし、その活躍に歓喜している。
ホームラン王を争うシュワーバーに大谷が投手として対峙するなど漫画のようなことが目の前で起こったが、そんなことは大谷の登場までは考えられなかった。
そんな現象を目の当たりに出来る幸運には感謝するのみだ。
と、ここまで異常に長い前置きだったが、本論に入る。
ドジャースが4年連続地区優勝を飾った。
20世紀になって実に25年間で15回目の優勝だ。
しかし今年は3地区の優勝チームの中で最も勝率が悪い。
そのため、ワイルドカードシリーズからポストシーズンをスタートすることになる。
ワイルドカードとは3地区の優勝チームを除いて勝率の良い上位3球団がポストシーズンに出場できる仕組みで、2022年からこの制度になった。
ドジャースはワイルドカード出場チームで一番低い勝率のチームと対戦するが現時点で相手は不明だ。
従って、メッツかレッズかダイヤモンドバックスのどこかということになる。
今季対戦成績は以下の通り。
メッツ 3勝4敗 得点26 失点33 打率.215 防御率3.49
レッズ 5勝1敗 得点30 失点15 打率.264 防御率2.04
Dバックス 6勝6敗 得点52 失点55 打率.244 防御率4.47
これを見るとレッズとの対戦が一番望ましく、他の2チームだと正直結果はわからない。
最近ブルペン陣が不調で、信じられない負け方をしているドジャース。
まことしやかに大谷のリリーフとの声も出ているが、それは考えない方が良い。
先日のカーショーのリリーフ登板や、優勝決定試合で好投した佐々木がポストシーズンではブルペン陣に加わりそうだ。
特に佐々木はマイナー降格前とは見違えるピッチング。
フオームも躍動感が戻り、球速、制球共に素晴らしかった。
カーショーが投げることでのチームとしての盛上り、佐々木と2枚ブルペンに加わることで、ドジャースの懸念は払拭されると思われる。
10月1日から始まるポストシーズン。
じっくり試合を見て堪能したいものだ。