近畿地方は朝から本降りの雨。
秋季大会近畿ブロック準決勝は残念ながら順延。
センバツ近畿代表6校の顔ぶれを決めるのにキーとなる立命館宇治対奈良大付も当然明日仕切り直しとなりました。
今日は四国大会と中国大会準決勝。
中国大会は岡山理大付が宇部商業に、宇部鴻城が米子北に勝って決勝進出。
宇部勢同士の決勝はなりませんでしたが、県1位校同士の戦いとなり、両校にセンバツ当確ランプが灯りました。
四国大会は高知勢2校が共に準決勝で敗れ、決勝は愛媛県1位今治西と香川県1位英明の戦いとなり、これまた両校のセンバツ出場は確実となりました。
明徳義塾は四国3枠の場合に望みが残りますが、馬渕監督の事ですから直ちに夏に向かって頭を切り替えたことでしょう。
ここで注目は香川・英明です。
何しろ香川県は最近甲子園での印象がほとんどありません。
ここ10年、センバツ出場は21世紀枠1校を含めて僅か3校で全て初戦敗退の0勝3敗。
夏は県1校出場ですので当然毎年代表校が出場しますがその成績は2勝10敗。
かつての強さは影をひそめてしまっています。
しかし、もしかすると来春センバツで英明が久々に香川県勢が旋風を巻き起こす・・・かもしれません。
夏は2回出場していますが、センバツは選ばれば初出場。
デイリースポーツのネット記事に掲載されていたエース田中の写真。
この写真を見て、雰囲気を感じました。
変なたとえですが競馬の場合、競走馬の馬体写真を見て、走る走らないを予測する事がありますが、田中の1枚の写真を見てこれはかなりレベル高い投手という印象を持ちました。
秋季大会は初戦、甲子園常連校鳴門に7体0、2戦目の準決勝もこれまた名門の高知に7体0と2試合連続コールド勝ちです。
明日2日の決勝は愛媛の今治西と対戦ですが、今の英明は勝ち進む事で本当の強さが身についてきたように思います。
英明に注目です。