影無茶のスポーツトゥエンティフォー・セブン

ルール知らなくても面白く読んでいただけることを目指します

大阪国際女子マラソン 高橋尚子さん系新星現る その名は矢田みくに

以前から幾度も書いているが、マラソンの中でこの大阪国際女子が一番好きだ。

当初から画期的な中継を試みるなど、工夫がこらされていた。

10位あたりのランナーから、バイクで先頭まで走って各選手の状態を流したり、好みはあるだろうが、レース中にアルフィーの音楽をあてることなど斬新だった。

レース自体劇的なものが多く、第1回からしてリタ・マルキシオ選手という全く無名の選手が優勝し、通訳が居なかったのでインタビューが大変だったと記憶している。

マルキシオ選手が先頭集団を一気に抜いた時、他の選手が驚いて一斉に横を見たのが強く印象に残っている。

それ以降も増田明美さんの途中棄権、ロザ・モタさんの雪のレース、リサ・マーチンさんの当時としては圧倒的に速かった記録、リディア・シモンさんの3連覇、福士加代子さんのゴール前の転倒、そして記憶に新しい前田穂南選手の日本最高記録の誕生など、あげだしたらキリがない。

昨年も陸上サークル出身の小林香菜選手が猛烈な追い上げで、パリ五輪代表を獲得。

その勢いでパリで入賞を果たした。

様々なドラマを生んだ大阪国際女子マラソン

でもって、今大会もまたまたニューヒロインが誕生した。

その名は矢田みくに。

10000m世界選手権出場など、名前は知られていたが今回マラソン初出場。

そんな矢田選手が、初マラソン最高記録を達成。

国内では前田選手についで史上二人目のサブ20を達成したのだ。

この矢田選手の走りが、陳腐な言葉だが感動的なものだった。

25キロ付近からサブ20の外国選手3人と合計4人で先頭集団を形成。

結果的にこの4人がゴール近くまで競い合う訳だが、矢田選手は幾度も幾度も、集団から置いていかれそうになるところを、脅威の粘りで集団の先頭に立つなど、最後の最後まで初マラソンとは思えない粘りと頑張りを見せた。

解説の野口みずきさんや有森裕子さんも、興奮しながら解説。

有森さんに、こんなに頑張る選手、見たことがない・・・とまで言わしめたのだ。

日本記録を更新した前田選手も、ペースメーカーより前に行く積極的なレースぶりが見事だったが、矢田選手が凄いのは、終始外国人選手との駆け引きの中で、最後まで見せ場を作ったこと。

この走りには、繰り返すが見ていて感動した。

レース中、苦しい表情も見せていたが、コーチや仲間に言われた、楽しく走ることを実践した結果なのだろう。

楽しく走るって簡単なことではないが、あまりに自分を追込むと本来の走りが出来なくなってしまう。

レース結果に満足出来ない選手が、号泣するシーンをよく見かけるが、気持ちはわかるが、もっと楽に走ろうよ・・・て思ってしまう。

その点矢田選手はあの高橋尚子さんを彷彿とさせるメンタルと走り。

ゴール後のにこやかな顔、フォームの美しさ、Qチャン的新星現るって感じなのだ。

ロサンゼルス五輪への道はまだまだこれからだが、今回のように伸びやかで、諦めない走りを見せてくれれば結果は自ずとついてくる。

正に新星誕生。

そんな印象を持った今回のマラソンだった。

 

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大相撲令和8年初場所 安青錦20年ぶりの新大関優勝で横綱へ王手

大相撲初場所が終った。

思えば昨年の初場所は豊昇龍と琴櫻の綱取り場所。

両力士の明暗は別れ、豊昇龍が優勝して横綱昇進。

琴桜はまさかの負け越しとなったのは記憶に新しい。

その頃安青錦はまだ十両5枚目だった・・・。

あれから1年。

昇り龍の如く、新大関安青錦が2場所連続の優勝を飾った。

これが記録づくめの偉業。

大関での優勝は20年ぶり。

新関脇、新大関での連続優勝はあの双葉山以来89年ぶり。

勢いは留まることを知らない。

来場所綱取りに成功すれば双葉山と同じ大関を2場所通過となる。

改めて安青錦の成績を見ると、とんでもない数字が並ぶ。

関取になってから全て二桁勝利。

幕内戦績68勝22敗で勝率7割5分6厘。

これは僅かながら大の里を上回る数字だ。

安青錦の特徴は何と言っても低い体勢からのしぶとい攻め。

今の大相撲は腰高の力士が多いので、あれだけ低い体勢で攻められるとなす術がない。

制限時間一杯の仕切りでも、必ず相手よりも先に両手をついて立ち合いに臨む。

大の里のような、しっかり両手をついて当たってくる大型力士でないと簡単には勝てないだろう。

さて、来場所の綱取りの可能性だが確率は高いと思う。

毎度問題になる選考基準の曖昧さ。

豊昇龍を基準に考えると、優勝すれば12勝でも関脇から3場所連続となるので、上げないとおかしくなる。

今の安青錦のなら難しい星ではない。

しかし誰からも文句を言われないためにも13勝以上の優勝で上がって欲しい。

決定戦に挑んだ優勝同点の熱海富士。

好きな力士で期待しているが、エレベーター力士になるかどうかの瀬戸際だと思う。

来場所筆頭か三役昇進があるかわからないが、入幕の頃の勢いを見せて欲しい。

9日目後に書いた記事で、優勝予想を霧島か高安と書いた。

しかしその途端霧島は連敗、高安も両横綱相手に相撲に勝って勝負に負けた。

まるでデスノートだ。

霧島は立ち直って11番。

一時の不振からは完全に立ち直った内容を見せており、大関復帰への足掛かりを得た。

再びどこか傷めない限り大関復帰は時間の問題だ。

次に両横綱だが、共に10勝5敗は横綱としては全く物足りない。

それにしても大の里はよく最後まで土俵を務めたものだ。

連敗した時は休場必至と思ったが、踏みとどまって二桁まで持ってきた。

安青錦には完勝して横綱の意地を見せたが、左肩は本当に大丈夫なのか。

横綱は休んでも何か言われるし、出場しても成績が上がらないと何か言われる。

横綱の宿命だが、将来性を考えると、無理をせず完全に治して欲しい。

白鵬照ノ富士も休場は多かったが、休場明けの場所は必ず結果を出した。

大の里もしっかり治して、休場明けで結果を出したら良いのだ。

豊昇龍は幾度も書いたが、今の相撲だと13番勝つのは難しい。

これで横綱昇進後6場所賜杯を抱けずにいる。

早くひとつ優勝しないと、本当に優勝を知らない横綱になってしまう。

その他の力士では復活朝乃山が9番勝って勝越し。

シン・地獄を見た男だが千秋楽の正代戦で、右足を捻ったのが気になる。

どうも無ければよいのだが・・・。

あと伯乃富士も休場。

怪我に泣く力士が多過ぎるので、何かしら救済制度を作って欲しい。

力士が怪我に泣く姿は見たくない。

来場所は安青錦の綱取り場所となる。

先輩横綱二人がこれを阻止するのか。

さらに勢いをつけて安青錦が綱取りを一発で成し遂げるのか。

見どころが多い春場所は 番付発表2月24日 初日3月8日 千秋楽3月22日だ。

 

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大相撲初場所 大の里は休場して肩を完全に治さないと力士生命が危うい

大相撲初場所はとんでもない展開になっている。

相撲内容は総じて良いが、両横綱の不甲斐なさが目立ちすぎる。

9日目を終えて早くも3敗というのは大きな問題。

特に大の里は全く精彩がない。

先場所終盤から自信なさげな表情だったが、今場所は更に表情が虚ろになっている。

よほど左肩の具合が悪いか、大の里自身が自分の肩に信頼を置けなくなっているかのどちらかだろう。

特にここ2日間(8日目・9日目)は全く相撲になっていない。

これ以上土俵に上がるべきではないと思う。

休場することを勧める、いやするべきだ。

横綱は出場すれば最低でも12勝以上を求められる。

今はとてもその責任を果せる状態ではないだろう。

2場所でも3場所でも良いから休場して、不安が無くなるまで治療に専念すれば良い。

休場明けの場所は進退をかけることになるがやむを得ない。

大の里の親方である二所ノ関も現役時代横綱になった途端に致命的な怪我をして横綱在位は12場所に留まった(内9場所休場・途中休場含む)。

何か因縁めいているが、そうならないためにも治療に専念して欲しい。

もう一人の横綱豊昇龍だが、結局今場所も早々に3敗目を喫してしまった。

以前横綱昇進場所に休場した力士は大成しない例を挙げたが、このままでは豊昇龍もご多分に漏れず・・・となってしまう。

元々豊昇龍の相撲は取りこぼしが発生するスタイルだ。

以前、貴乃花大関で14勝1敗(優勝)13勝2敗(準優勝)で、白鵬が同じく14勝1敗(優勝)13勝2敗(準優勝)で横綱昇進を見送られたことがあるが、二人とも結果大横綱になった。

今さら語っても仕方がないが、豊昇龍の横綱昇進は甘かったと言われても仕方がない。

今場所、ここまでの取組を見ていると、霧島と高安の両力士の内容がすこぶる良い。

霧島は前にも出るし、しぶといし、入幕以来最も良い相撲内容だ。

高安も状態の良さがうかがえる。

3敗しているのが不思議なくらいだ。

大関安青錦が2敗で霧島を追っているが、見た感じでは良くも悪くもない印象。

ということで今場所ここまでの相撲を見て、優勝は霧島か高安のどちらかと予想する。

個人的には高安悲願の初優勝を見てみたい。

 

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キャスターの革命児 久米宏さん死去

久米宏が亡くなった。

あえて敬称を略したのは、久米宏はひとつの偉大なブランドだからだ。

ザ・ベストテン」「ニュースステーション」「ぴったしカンカン

報道とバラエティ、全く異なるジャンルの番組をトップに育てあげた手腕は凄すぎる!

どれも過去の概念を超えて、ワクワク出来る内容でテレビ桟敷にくぎ付けになった。

しかし、その軽妙な司会と裏腹に、相当な重圧がかかっていたのは想像に難くない。

その蓄積が、81歳という今では早すぎる死に繋がったように思えてならない。

彼は本当の天才だったと思う。

秀才というより天才、持って生まれた才能を最高の舞台で遺憾なく発揮した。

それが久米宏だ。

昨日から今日にかけて追悼番組を見た。

改めて見ても、彼は唯一無二のキャスターだったことがわかる。

今も彼を超えるキャスターは出ていない。

彼は彼の意思にかかわらず、報道キャスターの在り方について、間違いなく後身に道を開いた。

しかし、テレビがオールドメディアと揶揄されるようになった今日この頃。

久米宏が作ったその道を通るのは並大抵のことではないようだ。

病床の中で久米宏は何を思っていたのだろう。

ご冥福をお祈りします。

 

このブログについて今年の方針を書いてみる

新しい年が始まり1月も早や半ば。

はてな」にお世話になって早や8年。

データも残っていないサンスポが提供していたizaとスポーツナビのブログを合わせると投稿生活は20年に及ぶ。(スポーツナビのデータははてなに移行)。

ほとんど自己満足の為に投稿しているようなものだが、これだけ記事を積み重ねると、私的には貴重な資料になっている。

さてそんな拙ブログだが、今後の方針を簡単に書かせていただこうと思う。

ん?これは投稿本数稼ぎではないの?・・・という声が聞こえてきそうだが半分当たってる。

仕事をしながら投稿するのは結構大変なのは皆さんも悩みとしてお持ちだろう。

昨年、私としては頑張って、久々に年間200本超えを達成することが出来た。

書きはしなかったが、200本は目標にしていたので自分で自分を褒めてあげたい。

しかし今の環境ではこれがなかなか大変。

完全に職をリタイアするまで、今後は月10本程度の投稿にしていこうと思っている。

そこで投稿内容だが、今まではスポーツ関連なら何でもかんでも投稿していたが、器用貧乏のそしりを免れないので、今後は多少競技を絞っていこうと思う。

候補としては、まずスポーツからは、野球、そして格闘技、フィギュアスケート、サッカー、陸上、競馬、そしてオリンピック期間中は幅広くというスタンスでいきたい。

全然絞れてないがな!

その上で、スポーツ以外の雑学は仕事以外全部趣味の括りで投稿しようと思う。

本数を少なくするにあたり、中身を充実して、より読んでいただける内容にするべく精進したい。

なのでこの拙ブログ、今後とも何卒よろしくお願いします。