影無茶のスポーツトゥエンティフォー・セブン

ルール知らなくても面白く読んでいただけることを目指します

大相撲令和8年初場所 安青錦20年ぶりの新大関優勝で横綱へ王手

大相撲初場所が終った。

思えば昨年の初場所は豊昇龍と琴櫻の綱取り場所。

両力士の明暗は別れ、豊昇龍が優勝して横綱昇進。

琴桜はまさかの負け越しとなったのは記憶に新しい。

その頃安青錦はまだ十両5枚目だった・・・。

あれから1年。

昇り龍の如く、新大関安青錦が2場所連続の優勝を飾った。

これが記録づくめの偉業。

大関での優勝は20年ぶり。

新関脇、新大関での連続優勝はあの双葉山以来89年ぶり。

勢いは留まることを知らない。

来場所綱取りに成功すれば双葉山と同じ大関を2場所通過となる。

改めて安青錦の成績を見ると、とんでもない数字が並ぶ。

関取になってから全て二桁勝利。

幕内戦績68勝22敗で勝率7割5分6厘。

これは僅かながら大の里を上回る数字だ。

安青錦の特徴は何と言っても低い体勢からのしぶとい攻め。

今の大相撲は腰高の力士が多いので、あれだけ低い体勢で攻められるとなす術がない。

制限時間一杯の仕切りでも、必ず相手よりも先に両手をついて立ち合いに臨む。

大の里のような、しっかり両手をついて当たってくる大型力士でないと簡単には勝てないだろう。

さて、来場所の綱取りの可能性だが確率は高いと思う。

毎度問題になる選考基準の曖昧さ。

豊昇龍を基準に考えると、優勝すれば12勝でも関脇から3場所連続となるので、上げないとおかしくなる。

今の安青錦のなら難しい星ではない。

しかし誰からも文句を言われないためにも13勝以上の優勝で上がって欲しい。

決定戦に挑んだ優勝同点の熱海富士。

好きな力士で期待しているが、エレベーター力士になるかどうかの瀬戸際だと思う。

来場所筆頭か三役昇進があるかわからないが、入幕の頃の勢いを見せて欲しい。

9日目後に書いた記事で、優勝予想を霧島か高安と書いた。

しかしその途端霧島は連敗、高安も両横綱相手に相撲に勝って勝負に負けた。

まるでデスノートだ。

霧島は立ち直って11番。

一時の不振からは完全に立ち直った内容を見せており、大関復帰への足掛かりを得た。

再びどこか傷めない限り大関復帰は時間の問題だ。

次に両横綱だが、共に10勝5敗は横綱としては全く物足りない。

それにしても大の里はよく最後まで土俵を務めたものだ。

連敗した時は休場必至と思ったが、踏みとどまって二桁まで持ってきた。

安青錦には完勝して横綱の意地を見せたが、左肩は本当に大丈夫なのか。

横綱は休んでも何か言われるし、出場しても成績が上がらないと何か言われる。

横綱の宿命だが、将来性を考えると、無理をせず完全に治して欲しい。

白鵬照ノ富士も休場は多かったが、休場明けの場所は必ず結果を出した。

大の里もしっかり治して、休場明けで結果を出したら良いのだ。

豊昇龍は幾度も書いたが、今の相撲だと13番勝つのは難しい。

これで横綱昇進後6場所賜杯を抱けずにいる。

早くひとつ優勝しないと、本当に優勝を知らない横綱になってしまう。

その他の力士では復活朝乃山が9番勝って勝越し。

シン・地獄を見た男だが千秋楽の正代戦で、右足を捻ったのが気になる。

どうも無ければよいのだが・・・。

あと伯乃富士も休場。

怪我に泣く力士が多過ぎるので、何かしら救済制度を作って欲しい。

力士が怪我に泣く姿は見たくない。

来場所は安青錦の綱取り場所となる。

先輩横綱二人がこれを阻止するのか。

さらに勢いをつけて安青錦が綱取りを一発で成し遂げるのか。

見どころが多い春場所は 番付発表2月24日 初日3月8日 千秋楽3月22日だ。

 

kagemucya.hatenablog.com

 

kagemucya.hatenablog.com

大相撲初場所 大の里は休場して肩を完全に治さないと力士生命が危うい

大相撲初場所はとんでもない展開になっている。

相撲内容は総じて良いが、両横綱の不甲斐なさが目立ちすぎる。

9日目を終えて早くも3敗というのは大きな問題。

特に大の里は全く精彩がない。

先場所終盤から自信なさげな表情だったが、今場所は更に表情が虚ろになっている。

よほど左肩の具合が悪いか、大の里自身が自分の肩に信頼を置けなくなっているかのどちらかだろう。

特にここ2日間(8日目・9日目)は全く相撲になっていない。

これ以上土俵に上がるべきではないと思う。

休場することを勧める、いやするべきだ。

横綱は出場すれば最低でも12勝以上を求められる。

今はとてもその責任を果せる状態ではないだろう。

2場所でも3場所でも良いから休場して、不安が無くなるまで治療に専念すれば良い。

休場明けの場所は進退をかけることになるがやむを得ない。

大の里の親方である二所ノ関も現役時代横綱になった途端に致命的な怪我をして横綱在位は12場所に留まった(内9場所休場・途中休場含む)。

何か因縁めいているが、そうならないためにも治療に専念して欲しい。

もう一人の横綱豊昇龍だが、結局今場所も早々に3敗目を喫してしまった。

以前横綱昇進場所に休場した力士は大成しない例を挙げたが、このままでは豊昇龍もご多分に漏れず・・・となってしまう。

元々豊昇龍の相撲は取りこぼしが発生するスタイルだ。

以前、貴乃花大関で14勝1敗(優勝)13勝2敗(準優勝)で、白鵬が同じく14勝1敗(優勝)13勝2敗(準優勝)で横綱昇進を見送られたことがあるが、二人とも結果大横綱になった。

今さら語っても仕方がないが、豊昇龍の横綱昇進は甘かったと言われても仕方がない。

今場所、ここまでの取組を見ていると、霧島と高安の両力士の内容がすこぶる良い。

霧島は前にも出るし、しぶといし、入幕以来最も良い相撲内容だ。

高安も状態の良さがうかがえる。

3敗しているのが不思議なくらいだ。

大関安青錦が2敗で霧島を追っているが、見た感じでは良くも悪くもない印象。

ということで今場所ここまでの相撲を見て、優勝は霧島か高安のどちらかと予想する。

個人的には高安悲願の初優勝を見てみたい。

 

kagemucya.hatenablog.com

 

kagemucya.hatenablog.com

令和8年初場所プレビュー 久々に綺麗な番付 安青錦の進撃は続くのか

今年も初場所が迫ってきた。

1年6場所だと年中大相撲をやっているように思えてしまう。

力士の健康を考えると年5場所がいいと思うが、それは野球を9回制から7回制にするのと同じくらいに困難なことだとは思う。

せめて公傷制度は条件を付けてでも良いので復活して欲しい。

さて初場所だが、2横綱、2大関、2関脇、2小結と綺麗に番付が揃った。

こんなに番付が綺麗にまとまったのはいつ以来だろう。

番付を見ていて美しいと思ったのは私だけ?。

 

九州場所は関脇安青錦が初優勝を飾り史上最速で大関に昇進した。

初場所も土俵は安青錦を中心に回っていくことになるのだろうか。

さすがにそう簡単にはいかないと思うが、ここまでの勢いは凄まじい。

安青錦は先場所初めて11勝の壁を破り12勝3敗で賜杯を手にした。

対戦成績を見ると、ほとんどの力士に勝ち越しており、対戦が予想される力士で負越しているのは大の里(0-3)大栄翔(0-2)義ノ富士(0-3)しか見当たらない。

拮抗しているのも若隆景(2-2)くらいで、ほとんどの力士に勝ち越している。

特筆すべきは横綱豊昇龍に3戦3勝、決定戦を入れると4戦負けなし。

琴櫻にも3勝1敗、霧島3戦3勝、高安2勝1敗、王鵬3勝1敗、若元春2勝1敗。

大の里以外の初場所3役力士に全員勝越している。

これだけ見たら、安青錦はアッという間に大関を通過して横綱に昇進しそうだ。

相手に低くあたる相撲は、既にひとつの型として完成している。

ほとんどの力士が上体を起こされ、相撲を取らせてもらえない。

身体も大きくなってきて、弱点を見つけるのが難しくなってきた感じだ。

優勝ラインだが、今場所は最低でも13勝以上になって欲しい。

12勝では物足りない。

そうなると、本命は大の里と言いたいところだが、先場所後半の失速が気になる。

左肩も万全ではないとの情報。

将来を考えて無理はして欲しくないが綱の責任がのしかかる。

豊昇龍は今までと同じ相撲では、なかなか13番以上勝てない。

横綱昇進後優勝出来ていない汚名をそろそろ返上しなければならない。

安青錦の陰に隠れてしまった感の琴櫻

先場所怪我を推して出場して勝越し。

後半は攻める姿勢が戻ってきたように思った。

今場所はかつての強さが蘇って、優勝争いに絡んでくるような気がする。

幕内上位では、義ノ富士と、休場明けから続いた勝越しが九州場所で途絶えた伯桜鵬改め伯乃富士の伊勢ケ浜コンビが台風の目となる可能性が十分ある。

安青錦が13勝以上の星を挙げて、春場所が一気に綱取り場所と化すのか。

横綱が意地を見せてそれを阻止するのか。

大関琴櫻の復活が成るのか。

話題に事欠かない大相撲初場所は11日初日を迎える。

※本文中の一部データは大相撲レファレンスを参照させていただきました。

 

kagemucya.hatenablog.com

 

kagemucya.hatenablog.com

大相撲令和7年九州場所 安青錦入幕5場所目で初優勝 史上1位のスピードで大関昇進へ

1年納めの九州場所が終わった。

幕内最高優勝は関脇安青錦で成績は12勝3敗。

場所後の大関昇進は決定的だ。

3場所前は平幕なので、今場所後の大関昇進は優勝が条件だったと思うが見事クリア。

取りこぼしの少ない力士で関取になって以降全て二桁勝利。

幕内になっても4場所連続で11勝をあげていたが12勝の壁があった。

それも今場所でクリアして優勝まで到達。

場所ごとに強くなっている。

3場所ほど前だったか、解説の親方(誰だか忘れた)がかつての名大関旭国に似ていると語っていたが、もはや安青錦の相撲は彼が作り上げたオリジナルの物だ。

優勝インタビューでは、上を目指すとの力強い言葉も聞かれ、それもすぐに実現するのではと思ってしまう。

それにしても、千秋楽は異例な状況だった。

大の里の休場で、1年納めの最後の取組が不戦勝とは空前の出来事。

もし安青錦が琴櫻に敗れていたら、不戦勝で豊昇龍が優勝という何とも締まらない結果になるところだった。

確かに大の里はおかしかった。

13日目花道から入場してくる時に目を見開いたりするなど、表情に違和感を覚えた。

14日目は明らかに異様だった。

どこを見ているのかわからない目の動きと落ち着きの無さ。

千秋楽に肩鎖関節脱臼だったことが明らかになったが、そういう外科的部位ではなく、内科的な疾患があるのではと思ったほどだ。

前半は盤石の相撲だったが、宇良戦から明らかにおかしくなった。

この怪我が今後の大の里の相撲にどのような影響を及ぼすのだろう。

一過的な物であることを願う。

豊昇龍はまたも優勝成らず。

これで昇進後5場所優勝が無い。

元々豊昇龍の相撲は波がある。

勝つときは、ぐうの音もでない強さを見せるが、負ける時の見栄えが悪すぎる。

安定感がないので、今のままでは豊昇龍が優勝するのは13勝2敗か12勝3敗の混戦になる時しかないように思う。

早く横綱として優勝することが一番の薬。

優勝すれば気持ちに余裕が生まれる。

その上で、超攻撃的相撲に磨きをかけて欲しい。

そうなればタイプの全く違う横綱が東西に鎮座する事になり、土俵が益々面白くなる。

これに安青錦が加わると・・・もうそれは楽しみでしかない。

他の力士についても少々。

まずは大関琴櫻

今場所出場は無理と思っていた。

しかし無理を押して出場して勝越しを決めた。

この勝越しは大きい。

しかも、攻める姿勢もよみがえってきたように見えた。

終わったかも・・・と思っていた琴櫻だが、光明が見えた気がする。

来年は輝きを取り戻し再び横綱を目指して欲しいし、十分可能だと思う。

上記以外の三役力士は、関脇王鵬が7勝8敗の1点負越し。

小結高安が8勝7敗で勝越し。

両力士共終盤3連勝。

これは大きい。

過去の例から王鵬は1枚だけ落ちて小結に留まるだろう。

高安に至っては、小結陥落の危機から、不在となる関脇に返り咲くこととなる。

5勝10敗で場所を終えた隆の勝のみ三役から陥落となる。

 

幕内上位では期待の伯桜鵬が休場以外では初の負越し。

普通の力士は1度は壁にあたる。

次上がってきた時に、壁を越えられるかどうかで、エレベーター力士かどうか決まる。

伯桜鵬にはまだまだ期待したい。

草野改め義ノ富士も9勝6敗と勝越し。

安青錦の成績が目立つので地味に見えるが立派な成績だ。

大関霧島が11勝4敗の好成績。

東2枚目での好成績なので、1枠空く関脇に返り咲くだろう。

幕内上位では若元春と宇良が共に8勝7敗。

今場所も宇良は場内をわかせたが、3場所連続勝越しは立派としか言いようがない。

小結も1枠空くが、ここに若元春が復帰。

宇良は東筆頭、義ノ富士が西筆頭で落着くと思われる。

幕内中位以下では大栄翔が復活の10番。

一山本が11番勝った。

大栄翔は実力者なので驚かないし、年齢の割に相撲も若いので頑張ってほしい。

一山本もエレベーター力士を卒業して欲しい。

さて年が明けて初場所の見どころだが、結局は両横綱と綱取りを目指す安青錦。

この3力士の優勝争いに尽きるが、復活の兆しが見えた琴櫻がどう絡んでくるか。

新鋭義ノ富士もどんな相撲を見せてくれるのか。

益々盛り上がる大相撲を楽しみにしたい。

最後に度重なる怪我により幕下に陥落した元大関朝乃山。

来場所幕内に戻ってくることが確実な状況。

もういちど幕内で彼の相撲が見られるのは嬉しい限り。

台風の目になって欲しい。

 

令和8年初場所 番付発表12月22日 初日1月11日 千秋楽1月25日

 

kagemucya.hatenablog.com

 

kagemucya.hatenablog.com

 

kagemucya.hatenablog.com

 

kagemucya.hatenablog.com

 

kagemucya.hatenablog.com

 

kagemucya.hatenablog.com

大相撲九州場所 優勝争いは2横綱1関脇に絞られる

大相撲九州場所も12日目を終えて残り3日。

優勝争いは両横綱と関脇安青錦の3力士に絞られた。

途中までは大の里が圧倒する内容で全勝をキープしたが、宇良戦でリズムを崩され、玉鷲戦で完全におかしくなり、10日目11日目と連敗。

昨日12日目は良い相撲だったが、優勝争いはわからなくなった。

豊昇龍は序盤で2敗を喫し、今場所もダメかと思われたが、その後挽回。

ついに大の里に追いついた。

これに関脇安青錦が独特な、低くしぶとく責める相撲で2敗で並ぶ。

この3力士が残る3日間で総当たりとなるので、賜杯が誰の手に渡るかわからない。

それにしても安青錦のここまでの星はすごい。

十両に上がって以降ここまで7場所、全て二桁勝利。

12勝の壁が気にはなるが、まだ21歳。

怪我をせずに精進すれば地位は後から付いてくるって感じだ。

大の里は、崩れたとは言え3力士の中では最も安定している。

両手をきちんとついての立ち合いは気持ちが良い。

どこからでもかかってこい・・・という雰囲気で横綱としての風格がある。

比べるのは申し訳ないが、豊昇龍のそれは大の里と真逆だ。

立ち合い、なかなか手をつかない。

一瞬だけついて、ダッシュする立ち合いだ。

それだけに思うようにいかなくなると脆い。

しかし勝つときは勢いを感じさせる勝ち方となる。

7日目以降は、これではいけないと思ったのか気合が入りまくっている。

そのせいでダメ押しやら、相撲が荒くなっているようにも見える。

しかし、これが豊昇龍の相撲、特徴なのだ。

横綱在位5場所目だが、優勝がなく休場も2回。

今場所は何が何でも優勝したい。

序盤で2敗した時点で今場所も駄目と思った人は多いだろう。

しかし相手が勝手に転んできたとは言え、優勝のチャンスが舞い込んできた。

まだ大の里には相性が良いし、チャンスが巡ってきた訳だ。

今場所優勝しなければ、いつするんだという状況。

大の里は益々これから強くなる。

安青錦も追いついてきた。

義ノ富士も大器ぶりを見せている。

高安戦のダメ押しについて審判部から注意を受け、またもや世間のひんしゅくを買っているが、豊昇龍らしいと言えば豊昇龍らしいとも言える。

その気合がなければ豊昇龍として成り立たないのも事実。

今場所は大目に見てもいいかなって私は思っている。

1回でも優勝すれば、そこも良い方向に変わってくると思いたい。

なので、応援の意味も含めて、今場所は豊昇龍の優勝ということでこの投稿を〆る。

 

kagemucya.hatenablog.com