影無茶のスポーツ24/7

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大相撲初場所プレビュー 大関霧島の綱取り場所

今年もいよいよ大相撲が始まる。

注目されるのはおそらく下記4点。

この4点ではないかと思うが、あとひとつ個人的に気になるのが38代木村庄之助定年後(今年秋場所)の立行司の人選である(マニアック)。

上記①~④の項目をひとつずつ確認していきたい。

立行司についてはいずれ後日。

 

まずは霧島の綱取り。

結論から言うとこの初場所横綱昇進が決まると思っている。

その理由だが、先場所は途中まで先々場所同様レベルの低い(勝利数)優勝になる様相だったのに霧島が7日目から9連勝。

13勝2敗と星を整えただけでなく相撲内容も安定していた。

この勢いは初場所も継続すると思われ、本人も欲が出てきている様子なので2年4か月ぶり第74代横綱誕生の可能性は極めて高いと考える。

次に照ノ富士の状態。

横綱在位15場所中途中休場含め8場所休場しており今回も3場所休場明け。

昔の横綱は長期休場明けで進退をかけた場所は序盤に連敗して引退する場合が多かったが、白鵬以降長期休場明けでも責任を果たす成績を残す場合が多く、照ノ富士自身も前回4場所休場明けで優勝しており大関以下の力士が引導を渡せないでいる。

今場所の初日は新小結の曲者宇良。

対戦成績は照ノ富士5勝1敗だが、変幻自在の相撲で宇良が一泡吹かせることも考えられ、初日の結果が照ノ富士にとって運命の分かれ道になる気がしている。

三つめの大関争い。

去年名古屋場所は豊昇龍、大栄翔、若元春の3大関同時昇進の可能性で盛り上がったがチャンスをつかんだのは豊昇龍ただ一人で現在3力士は明暗が分かれている。

若元春は3役から陥落してしまった。

大栄翔は依然大関取りの芽があるが、今場所は13勝以上が求められ現実的には厳しい。

個人的見解としては琴ノ若が次の大関、それどころか霧島の次の横綱とまで考えている。

一つ負けると2連敗癖があり、そこを乗り越えれば今場所で大関昇進も十分有り得る。

急激に力をつけた琴ノ若の相撲は注目だ。

今場所は関脇、小結はもちろん前頭3枚目の力士まで全て幕内勝率5割超え。

どの力士も波に乗れば二桁勝利、優勝争いにも絡める豪華布陣なので熱戦を期待したい。

最後に去年新入幕を果たした若手力士の台頭。

先陣を切ったのは伯桜鵬だったが大事を取って怪我の治療に専念。

今場所再び幕下からの再スタートとなるがすぐに上がってくるだろう。

次に新入幕から2場所連続優勝争いに絡んだ熱海富士。

前頭筆頭の難しい位置だが相変わらず何かやってくれそうな雰囲気だ。

豪ノ山、湘南乃梅も地力があり25歳以下の若手力士が1大ムーブメントを巻き起こしそうな予感。

他にも、忘れてはいけない大関在位通算21場所の貴景勝に、まだまだ見限れない朝乃山、錣山親方逝去に涙した阿炎、悲願の初優勝を狙う高安、新入幕旋風に続くか大の里・・・等々見どころ満載の平成6年初場所

目が離せない。

 

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